暮らし

早めの準備が肝心

地球にやさしいカビ対策

(2015年5月28日号掲載)

もうすぐカビの生えやすい季節がやってきます。対策は早めに立てたいもの。環境保護への意識が高まる中、地球にやさしい自然素材でカビ対策をしませんか。

壁際の家具も注意

Q.カビが生えやすい場所は?

A.カビの活動が活発になる条件は気温20~30℃、湿度70%以上で、ホコリやゴミ、アカ、石けんカスなどカビの栄養源があることです。梅雨時は気温、湿度の条件を兼ね備えているので、栄養源があれば家中どこにでもカビは生えます。通気性が悪いのもダメ。タンスやベッドなども壁際にピッタリ付いていると、背面に白カビが生えます。実はカビの菌糸は無色なので最初は生えていても見えません。成長して色つきの胞子が現れて初めて気づくのです。ですから、日頃の掃除で見えないカビの菌糸の成長を食い止めておかないと。

風呂にはビネガースプレーを

Q.風呂場のカビ対策は?

スプレーはいつでも使えるよう風呂場に常備

A.最もカビが生えやすいお風呂は、出る時に乾いたタオルで水分を拭き取り、換気扇を回すだけで生えにくくなります。 予防に効果的なのは穀物酢。そのまま使えますが、においがきついと感じたら水で倍ぐらいに薄め、いつでもスプレーできるように風呂場に置くと便利です。酢のにおいは体に害がなく、時間とともに消えるので心配いりません。それでも気になる人は、天然ハーブの精油を数滴入れてみて。お風呂を出る時にビネガースプレーをサッと吹き掛け、タオルで軽く拭くだけで予防効果がありますよ。 なお、風呂場に置く物はできるだけ減らしましょう。カビの好物が付着する機会を減らし、風通しを良くし、しかも掃除が楽になるので、カビ予防につながります。

シンク周りは重曹で

Q.キッチンや洗面所は?

シンクには重曹も効果的

A.シンクはビネガースプレーのほかに重曹もお薦めです。汚れが取れ、カビが生えにくくなります。排水溝には重曹をふりかけ、温めた酢を注ぎましょう。汚れが落ちるだけでなく、シュワシュワと泡が出るのでお掃除が楽しくなりますよ。なお、アルミ素材は重曹で黒くなるので気を付けて。

風通しを良くすること

Q.ほかに気を付けたい事は?

エムディー代表 鈴木 早百合さん

A.梅雨入り前の晴れた日に、押入れの戸を開けて換気をしましょう。畳は乾いた雑巾に酢を少量つけて拭き、すぐに乾拭きをするとカビ予防効果があります。

つけ置きで時間をかけて

Q.実際にカビが生えてしまったら?

A.ビネガースプレーも重曹も有効です。すぐに取れなければ、キッチンペーパーに酢を浸してパックしてください。場所によっては、つけ置きも効果があります。一日で取れなくても、繰り返しのパックできれいになりますよ。

やってみた

においにウルサイ(笑)びぶれ編集Fが、ビネガースプレーを体験。スプレーした瞬間はにおいが気になったが、1時間後には消えていた。精油がなかったので、試しに庭のローズマリーの枝を入れたら、酢の香りが少し柔らかくなった!
そして、風呂場の隅で見つけたカビに、ビネガーを吹き掛けスポンジで拭いたらきれいに取れた。その後もツヤツヤ。お酢、いいかも!

取材協力/有限会社エムディー(周智郡森町谷中558-1 TEL.0538-85-1028)