力強い男であるために!

尊敬するダンサー・トゥアリィ先生からもらったサインは宝物!
週2~3日のレッスンと週2回の体幹トレーニング、さらには朝のスクワット。「体を動かす趣味がほしかただけ」と話す金子亮平さんは、フラダンスとタヒチダンスを踊って1年半。9月に舞浜で行われるタヒチアンダンスの全国大会へ向けて練習を重ねている。
フラといえば、スカートをひらひらさせる女性を思い浮かべる人も多いだろう。実はルーツ男性はのもの。神に祈りを捧げる高貴な踊りなのだ。古代のハワイは文字のない文化。「思いを伝える手段」としてフラが用いられ、愛や感謝も伝えることから、今や性別や国を超えて愛されている。

この中腰がなかなかキツイっ!




一家丸ごとフラダンサー。専用クローゼットには衣装やアイテムがびっしり!
週に5日はフラ関連の予定、家族との話もダンスの話。さらに“もやしみたいな体”に“魅せる筋肉”を付けるのは簡単なことではない。それでも続けるのには、ある思いがあった。
「シャンクスで踊っている時は大きな心を持った強い男、理想の自分でいたいんです」
頼もしいまなざしの奥には、娘たちと共通の話題があることがうれしくてたまらない優しいお父さんの顔が垣間見える。

金子亮平さん。40歳、会社員。9月の全国大会ではタヒチアンダンスのソロ部門に出場予定。目下、創作テーマと衣装を考えるのが楽しい毎日。