暮らし

LIFE~これが私の生きる道~

フラダンス

(2015年6月25日号掲載)

力強い男であるために!

尊敬するダンサー・トゥアリィ先生からもらったサインは宝物!

週2~3日のレッスンと週2回の体幹トレーニング、さらには朝のスクワット。「体を動かす趣味がほしかただけ」と話す金子亮平さんは、フラダンスとタヒチダンスを踊って1年半。9月に舞浜で行われるタヒチアンダンスの全国大会へ向けて練習を重ねている。

フラといえば、スカートをひらひらさせる女性を思い浮かべる人も多いだろう。実はルーツ男性はのもの。神に祈りを捧げる高貴な踊りなのだ。古代のハワイは文字のない文化。「思いを伝える手段」としてフラが用いられ、愛や感謝も伝えることから、今や性別や国を超えて愛されている。

この中腰がなかなかキツイっ!




一家丸ごとフラダンサー。専用クローゼットには衣装やアイテムがびっしり!

金子さんとフラの出会いは「ハワイ観光で見た」と、ごく一般的。でも金子さんは「力強さに感動した」と熱いメッセージを受け取った。すぐに始めたい思いはあれど、当初は思春期の娘に反対された。実は金子家は妻も二人の娘も皆ステージに立つショーダンサー。父が始めれば当然スクールは同じ。思春期の娘には少しハードルが高かった。それでも、娘のレッスンの送迎をするなどサポートをた父の真剣な思いは伝わり、無事レッスン開始。スクールではフラネーム「シャンクス」で呼び合う仲間も増え、4月の大阪大会では仲間の応援に皆で行けるようにと自ら中型免許を取得し、マイクロバスの運転手を買って出た。

週に5日はフラ関連の予定、家族との話もダンスの話。さらに“もやしみたいな体”に“魅せる筋肉”を付けるのは簡単なことではない。それでも続けるのには、ある思いがあった。
「シャンクスで踊っている時は大きな心を持った強い男、理想の自分でいたいんです」

頼もしいまなざしの奥には、娘たちと共通の話題があることがうれしくてたまらない優しいお父さんの顔が垣間見える。

金子亮平さん。40歳、会社員。9月の全国大会ではタヒチアンダンスのソロ部門に出場予定。目下、創作テーマと衣装を考えるのが楽しい毎日。