暮らし

2時間でフィニッシュ!

キッチン大掃除

(2015年11月26日号掲載)

年に一度の大掃除も「時間がない」「面倒だから今年はやめようかな…」なんて思っていませんか。そんなアナタに、2時間でできるキッチンお掃除術を紹介します。

基本は上から下へ、油汚れはアルカリ洗剤で

2時間で終えるには、ポイントを押さえることが大事。キッチン掃除は「上から下へ」「コンロからシンクへ」が基本です。
汚れ落としの方法は①拭く(こする)②溶かす③削る、の三つ。拭いてダメなら洗剤で汚れを溶かし、それでもダメなら削ります。溶かすには汚れに合った洗剤を選ぶこと。中性洗剤で落ちない汚れはアルカリ洗剤を使います。なお、三つ目の手段「削る」は素材を傷めるので、できれば避けたいものです。

決め手は"見極め"

中指の第一関節が目安

割りばしの手元側でこそげる

キッチンで一番やっかいなのは換気扇ですが、汚れの状態によっては下手に手を付けないほうが良い場合もあります。そこを見極めるのも大事なポイントです。

  1. 換気扇を回すと、自分の方に風が吹いてくる排気口が油で固まっている可能性大
  2. ファンを外したとき、ドラムの底に油がたまっている(中指の第一関節ぐらいまで)

これらのいずれかに該当する場合は引き際と判断し、無理せずプロに依頼するのが賢明です。

60℃以上のお湯で油をやわらかく

汚れがたまる場所

歯ブラシでも取れなければドライバーで

こんな所にほこりが

多少ベトベトしていても、これらのチェックポイントに該当しなければ換気扇の掃除は難しくありません。
ファンを取り出し、コンロの汁受けやバーナーキャップなどと一緒にアルカリ洗剤を溶かした湯に30分以上浸けます。湯温は60℃以上。その間にドラムの中とレンジフードの内側はアルカリ洗剤を付けた布で、またフィルターやコンロ、壁は中性洗剤を付けたスポンジで油をふき取った後、水拭きと乾拭きをします。
調理台は人工大理石なら漂白剤を使用。
ただし、長時間放置すると変色の原因になります。

盲点は"蛇口"と"収納扉"

浸けておいた換気扇のファンは、割りばしの手元側を使うと汚れが落ちやすくなります。金たわしでこすっても大丈夫。ただし、茶色く付着して見えるのは油ではなく錆の場合があるので、さわってベタベタしなければOKです。

シンク周りには水に含まれるカルシウムに汚れが付着し、茶色く固まっていきます。水栓の根本部分はもちろん、蛇口は見落としがち。歯ブラシで磨いて取れなければ、ドライバーでこすり取ります。
収納扉も意外に汚れているので拭くのを忘れずに。コンロのスイッチ周辺や取っ手の縁なども、ほこりがたまっています。

一口メモ

換気扇は掃除をした後に、フィルターに不織布のカバーを付けるだけで油汚れの付着量がぐっと減ります。

取材協力/アズマ工業株式会社 ベリークリーン事業部 TEL.0120-120-083