暮らし

月額使用料を下げる

SIMフリータブレット

(2015年12月24日号掲載)

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スマホ老眼という言葉も現れる中、「もう少し大きな画面で操作したい」「スマホは便利だけど月額使用料が高くて…」と悩む人も。そんな悩みを解消できそうな「SIMフリータブレット」についてビックカメラ浜松店に聞いてみました。

格安SIMが多数登場

Q.SIMフリーって何?

A.SIMは通信に必要なICチップのことです。大手通信事業者が販売するスマートフォンやタブレットは、その業者のSIMしか使えません。これをSIMロックといいます。一方、SIMの販売元を特定しないのが「ロックされていないフリーな状態」、すなわち「SIMフリー」で、これを採用している端末を「SIMフリー端末」といいます。
では、なぜSIMフリー端末の月額使用料が安くなるのかというと、大手通信事業者ではなく、仮想移動体通信事業者が格安SIMを販売しているからです。仮想移動体通信事業者は基地局などの設備を持たず、通信事業者の基地局の一部を間借りしています。そのため設備投資費が安く抑えられ、それが価格に反映しているのです。
タブレット端末の場合、月額900円前後の使用料でインターネットに接続できるようになり、中には月額299円から(ただし100M未満)というプランを出す会社も。スマホから、いわゆるガラ携とSIMフリータブレットの組み合わせに移行する人がいるのはそのためです。

スマホは通話料アップ?

Q.だったらSIMフリーのスマホにすればいいんじゃないの?

SIMフリーのスマホも人気

そうですね。実際、このところSIMフリーのスマホの売れ行きが伸びています。タブレット同様にスマホ用の格安SIMを使えば通信事業者のスマホと比べ月額使用料を抑えられることが理由です。
しかし、SIMフリーのスマホは通信事業者が設定している定額通話料などの割引がないので、通話料がかなり高くなる可能性があります。スマホは基本的に「電話」ですから、通話をしますよね。すると、ネットやメールを安く利用できても通話料がアップして、結局は月額使用料を抑えるのが難しくなる可能性があります。通話の頻度が低く、ネットやメールをスマホでやりたい方なら良いかもしれませんが、それなら、画面が大きいタブレットの方が見やすいと思われます。サイズ、操作性、使用目的に合わせて自分に必要なものを選ぶことが大切です。

初期費用が多めに必要

Q.SIMフリータブレットなら月々の出費を抑えられるのね?

SIMフリーのタブレットにはSIM挿入口がある

A.月額使用料は安くなる可能性があります。ただし、格安SIMであっても、購入時には3000円程度かかります。また、格安SIMが使えるSIMフリータブレットは種類がまだ少なく、通常のタブレットより価格が1万円前後高いので初期費用がかかるといえます。
なお、SIMフリータブレットは家電店やパソコンショップ、インターネットで購入できます。

ウイルス対策は必須

タブレットもウイルス対策は必須です。中には無料、あるいは格安のウイルス対策ソフトを配給しているサイトもありますが、違法サイトのチェックやウイルスブロック機能が弱いものもあるので、ノートンやウイルスバスターなど信頼のおけるソフトを購入して使うのが確実です。

取材協力/ビックカメラ浜松店(浜松市中区砂山町 TEL.053-455-1111)