暮らし

LIFE~これが私の生きる道~

プラレール

(2016年3月3日号掲載)

自分で設計して、自分で動かす!

展示場所に合わせたレイアウトは腕の見せ所。審査委員は子供たち?(イオンモール浜松市野にて)

想像してみて。東海道・山陽新幹線こだま・ひかり・N700系、東北新幹線はやぶさ、北陸新幹線かがやき、ドクターイエロー...憧れの新幹線が横一列に並ぶ姿を。

想像してみて。SLや江ノ電、寝台特急カシオペアなどの名車両と、通勤通学でお馴染みのJR東海313系が並走する姿を。

想像してみて。東京タワーの前ですれ違う天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道の姿を。

これらはすべて中間寛幸さんが所有するプラレールで作った夢の世界。JRの駅ビル・メイワンでは浜松駅前の景色をジオラマで再現して展示した。また、奥山方広寺では全長25mの廊下に、ありったけの直線レールを使って、ながーい楕円の線路を複線で引いたこともあった。

「触っても良いよ」。中間さんは展示された駅を眺める子供に声をかける。すると、子供の手はニョキっと伸びてレバーを動かし、「しゅっぱーつ!」の掛け声とともに車両を操作する。

「やっぱり、自分で動かすから面白いと思うんですよ。駅とか踏切とか、プラレールの走行や停車といった一番のお楽しみを味わってもらうことに全力を尽くすのが僕のスタイルです。プラレールは高価な物じゃないんだし、何より、おもちゃは子供と一緒に遊ぶのが一番!」

中間さんがプラレールを買い始めたきっかけも長男の誕生にあった。

平成24年、グランシップで行われたトレインフェスタに初出展。全国の愛好家が集まるビッグイベントで、来場者が選ぶ「ベスト鉄道クラブ最優秀賞」を獲得した。その後、プラレール動画をウェブで公開すると、外国人から「fantastic!(感動したよ!)」とメッセージが届いた。

「大好きなおもちゃで遊んでいるだけなのに、人を喜ばせることができたり、地域や国を超えて新しい友達ができたり。もう、最高の趣味です!」

Profile

中間寛幸さん、37歳。「浜松南伊場プラきっずクラブ」代表。昨年、プラレールのために自宅に専用倉庫を設置。夫の趣味にも寛大な妻と、イベントや動画の出演に協力的な息子と3人暮らし。

〈オリジナル動画集〉
https://www.youtube.com/user/hiro19780715