暮らし

まち歩きイラスト紀行

春の御前崎編

(2016年5月12日号掲載)

今回は「初鰹」を求めて御前崎へ。春から初夏に向かう今、真っ白なスニーカーが気分。

目指すは御前崎漁港。カツオの水揚げを見たかったけど海の男の仕事は早く、着いた時にはカモメが波止場で遊んでた...。海神がギフトをくれたのはその時、最後のシラス漁船が港に帰ってきた!かご満タンに入ったピチピチのシラス。仲買いが一気に群がって品定めをすると、卸業者がせりを始める。掛け声は「さぁ?ガァ?」。低いだみ声で、何を言ってるのかはさっぱり...。

港にはほかにもいろんな魚が揚がっていた。50cmを超える立派なイシダイやヒラメ、赤や黒のちょっとグロテスクなナマコ、さらに生け簀には伊勢海老がどっさり!腰は曲がってるけどピンピンどころかビンビンしてて、とても 海 で 老 いてる感じはないね。

魚は眺めてるだけじゃツマンナイから、漁港近くの定食屋さんへ。そこで出てきたのは船型の器にたっぷり盛られた10種のお刺身。目の前には、ついに出会えた初鰹!

はぁ~、満足ぅ!

編集・文:びぶれ 鈴木雅代
イラスト:瀬下 亜希