暮らし

夏に負けない洗濯術

汗・泥汚れにサヨウナラ

(2016年6月9日号掲載)

夏は衣類にガンコな汚れが付きやすい季節。汗も泥もきれいサッパリ落とす簡単テクニックを紹介します。

対決① 汗

黄ばみの原因は皮脂

子供のTシャツや夫のワイシャツ。「毎回洗濯機できちんと洗っているのに襟や脇に黄ばみが出た」ということはありませんか?その理由のほとんどは、残念ながら「まだ汚れが残っているから」です。

黄ばみの原因は皮脂。汗とともに衣類に付着した皮脂が酸化し、黄色く変色しているのです。皮脂をきれいに落とすには体温以上の温度で洗濯するのがセオリーです。多くのクリーニング店では最低でも40度以上のお湯で皮脂を溶かして洗い流しています。

お風呂場でキレイさっぱり

家庭で洗濯するとき、毎回洗濯機にお湯を用意するなんてほとんど無理。だったら、お湯のある場所で洗濯をすればいいんです!その場所はズバリ、お風呂です。

脱いだ服を洗面器のお湯に入れ、5分ほど放置します。その後に、汗汚れの気になる部分にボディーソープを付けて汚れを揉み出したら、あとは洗濯機でいつも通りに洗えばOK!

対決② 泥

洗剤でシミができる!?

息子の靴下や部活のユニフォーム。ガンコな泥汚れを落としたくて、洗剤を多めに入れたことはありませんか。洗剤は多く入れたからといって洗浄能力が増すものではありません。逆にすすぎが不十分になるとレモン色の鮮やかなシミが出てしまうことがあります。

洗濯機の逆汚染に注意

実は泥汚れもお風呂場での洗濯が有効です。お湯で揉み洗いしてから洗濯機へ入れましょう。

ただし、泥は皮脂と違って水に溶けることがありません。つまり、泥は洗濯槽の中に固形のまま残っています。長時間洗濯機に入れておくと、せっかく落ちた汚れを衣類が吸い込んでしまうことがあります。お風呂場で予洗いしたら、洗濯機でいつも通りの洗濯をすれば十分です。また、すすぎを十分に行えば、逆汚染を減らすことにもつながります。

注意

高温での洗濯は、色柄物が褪せてしまう可能性があります。また、レーヨンは水で、ウールはお湯で縮む特性を持っています。おしゃれ着など大切な洋服の汚れが気になる場合は、信頼できるクリーニング店に任せることをお勧めします。

おまけ

血液に洗剤は禁物!

元気な子供は、時に勢い余って転んで怪我をすることもありますね。そんなときに血液が付いた衣類は、水で洗うのが鉄則です。血液は洗剤に含まれるアルカリ成分と化学反応を起こし、汚れが凝固して落ちなくなる可能性があります。

基本は時間を置かずにすぐに水洗いすること。それでも落ちなければ「唾液」を付けて洗ってみましょう。唾液に含まれる酵素の力できれいに落ちますよ。

取材協力/クリーニングしみず