暮らし

ハサミの切れ味復活!

(2016年11月3日号掲載)

汚れには柑橘類の皮、刃の傷にはアルミ缶が有効

子供が工作したり、封筒を開封したり...。ハサミは使っているうちに切れなくなってきますが、買い替えるほどでも...とそのまま使っている人も多いのではありませんか。今回は家にもあるものを使って簡単に切れ味を復活させる方法を試してみました。

実験方法

汚れ対策
  1. 除菌シートで拭き取る
  2. オレンジの皮でこすり落とす
切れ味対策
  1. クレンザーで磨く
  2. アルミ缶を切る

切れなくなる原因は主に二つ。刃にテープなどの粘着剤や油が付いた汚れと、細かな傷や変形によるものです。

まずは汚れ。テープなどの粘着剤でベタついたハサミをシートで拭き取ってみたところ、ゴシゴシとこすらなければ落ちず、労力のわりに効果は薄いものでした。対してオレンジの皮は、色のついた外側を刃に当ててこすると果汁が出てきて見る間に汚れが落ちました。柑橘の香りもよくすっきりピカピカ!途中で汚れが引っかかって切れにくかったティッシュペーパーも、刃先までスッと切れるほど。ハサミは意外と汚れているので、汚れを落とすだけでも切れ味が戻ることがわかりました。

ちなみにオレンジの皮は、シンク汚れや子供がペンで書いた柱の落書きにも有効でした。ただしワックスがけをしてある床では、ワックスまで落ちてしまったのでご注意を。

次は切れ味対策。クレンザー実験は、手では危ないのでコルクを使って刃を磨きました。クレンザーの研磨効果で刃を磨くと同時に汚れも落としてくれますが、切れ味の点では物足りなさを感じる結果に。アルミ缶を何回か切る実験は刃元に特に効果があり、切り始めがスムーズに!薄い紙も少し厚い紙もスイスイ。ただし、切ったアルミ缶でケガをしないよう十分な注意が必要です。そのほか、くしゃくしゃにしたアルミホイルを広げ3重にしたものや100円ショップの砥機なども試してみましたが、効果はアルミ缶で十分に満足できる結果となりました。

なお、ハサミは包丁のように砥石で研ぐと刃が滑って、かえって切れなくなります。実際プロでもグラインダーという専用機を使うようです。大切にしたいハサミなら信頼できる刃物屋さんに相談するのがお勧めです。