暮らし

パリッと長持ち

お菓子を湿気させない防止策

(2017年3月2日号掲載)

せんべいやクッキー、ポテトチップスなど、開封しても食べきれず残ってしまったお菓子は少し放置しておくだけで湿気てしまうもの。そこで食感をできるだけキープできる保存方法を探りました。

チャック付きビニール袋が優秀!

実験方法

ポテトチップス、クラッカー、ビスケットを用意し、それぞれを以下の方法で保存する。

それぞれに3種類のお菓子を入れて湿気具合を調査

ポテトチップス、クラッカー、ビスケットの3種類のお菓子で実験

まず、お皿に出して何もせず置いておいたお菓子は30分後には少し湿気た感じになり、1時間後にはパリッと感が足りず食べてもおいしくない状態になりました。ラップに包んだものは10分後に食べてみると湿気ているかどうかあまりわからない程度でしたが、20分、30分と時間が進むうちに、徐々にお菓子がしっとりとして歯ごたえも微妙に...。手で割ってみてもパリッと感が失われていました。ビニール袋に入れてクリップで止めたものは、時間が経てば経つほどサクサク、パリパリとした歯触りがなくなり触った感触もソフトになっていきました。ラップで包んだものと比べても見劣りする様子。ビニール袋に入れてクリップで止めたものは湿気対策を施さなかったお菓子と比べても、時間とともに湿気ていく過程にさほど差はなく、こぼれたりしないよう保管するには便利ですが湿気には効果がありませんでした。

ところが密閉できるチャック付きビニール袋でのチャレンジは、10分後に食べてもほぼ変化がなく、20分、30分と経過してもしっかりとした食感が残っていてお菓子の袋を開けた時とほとんど変わりません。ほかに比べて一番食感と鮮度を保っていました。最後にプラスチック製の密閉容器。くらしらべ隊の予想では、密閉力に優れてはいるものの容器上部の空気を抜くことができない点で、密閉容器にそこまで期待していませんでしたが、30分経過した時点ではチャック付きビニール袋とそん色ない健闘ぶり。それでも1時間後を比べてみると若干の湿気が確認できたので、やはりチャック付きビニール袋が湿気を防ぐのに最も効果的ということがわかりました。

今回の実験ではぴったりと密閉できるものが上位という結果に。お菓子が空気中の水分と触れてしまうことで湿気が生じるので、しっかりと密閉して空気と触れさせないことが湿気を防ぐポイントとなるようです。