暮らし

地域をもっと元気に!花のリレー・プロジェクトをサポートする

がんばる応援隊 シリーズ2 静岡県立天竜高等学校

(2019年10月3日号掲載)

天竜高校の皆さん
左から、森副校長、太田さん、大石さん、袴田さん、鈴木さんと小木先生

二俣高校、天竜林業高校両校の百年近い歴史と伝統を引き継ぎ2013年に開校した新設校。県内で唯一、農業科と総合学科を併置している。

花のリレー・プロジェクトを支える「がんばる応援隊」、第2回は「二俣本町駅」線路南側にアジサイを植栽し管理を行っている天竜高校二俣校舎の生徒のみなさんを紹介。

自分もやらなくちゃ!地域の人との草刈りはうれしい経験

天竜高校の活動は農業科の生徒が、はままつフラワーパーク塚本こなみ理事長の指導のもと、地元ボランティア「花の会」のメンバーやロータリークラブのメンバーと一緒に、アジサイとノリウツギの苗約270本を今年2月、植えることから始まった。

6月と8月の草刈りには、「先生が家族と一緒に率先してやっているのに、自分たちがやらないのは申し訳ない」とそれまでプロジェクトを知らずに参加していなかった総合学科の生徒が、新たに15人参加。校内に活動の輪が広がっていった。

実際、参加した生徒は、地域の人から「草刈り大変だよねえ。どこから来たの?」「いま何年生?」と話しかけられながら、世代を超えて一緒に作業。こうして地域の人々と天竜高生との交流も始まった。

花と郷土を愛する心が受け継がれるために

2019年2月4日、天竜高校の生徒をはじめ、地域のみなさまの協力により、「セイヨウあじさい」の植栽が行われました。開花時期は6月です。

いま中心となって活動しているのは高校2年生。植えたアジサイの管理を続けていくためにはどうしたらいいのか。この活動を広く伝え、二俣以外の人たちにも知ってもらい、見に来てもらうには? と生徒たちにも課題が見えてきたようだ。

「ここで終わらせるわけにはいかない。6月に行われる文化祭『輝竜祭』で活動をアピールして、アジサイを見に来てもらおう」、「駅に活動の様子の写真を掲示して広報してはどうか」といった意見も出ている。プロジェクトを後輩に引き継いでもらうために、1年生にも手伝ってもらっているという。

「自然が豊かで水も空気もきれいな天竜のまちが好き」、「自然がいっぱいある二俣のまちが好き」、「若い人に天竜の良さを知ってほしい」、「若い人が減ってさびしいので、もっと大勢の人に来てもらいたい」と、みんな郷土愛あふれる思いを口にする。

20年後、30年後、家庭を持った生徒たちが子どもに「このアジサイを最初に植えて手入れしたのは私なんだよ」と自慢できる日まで、思いは続いていくことだろう。地元を愛する素直で一生懸命な天竜高校の生徒たちの今後の活躍に期待しよう!

今後の活動予定

10月10日(木)フルーツパーク駅
柑橘系の植物を植栽予定
11月9日(土)金指駅
ユキヤナギ、シモツケ、フジバカマを植栽予定
11月9日(土)気賀駅
エゴポディウム、スイセン、ユキヤナギを植栽予定

花のリレープロジェクトとは

「浜松いわた信用金庫」、「天竜浜名湖鉄道」、「はままつフラワーパーク」の3つの企業が母体となり、地域に暮らすみなさんと一緒に天竜浜名湖鉄道の沿線に花を植えることで地域の活性化を目指すプロジェクトです。

アダプト・プログラムとは

アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。一定区画の公共の場所を養子に見立て、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみる(=清掃美化を行い)ことを「アダプト・プログラム」といいます。