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がんばる応援隊シリーズ7 ロータリークラブ

(2020年2月20日号掲載)

鈴木 健一さん(浜松市)

国際ロータリークラブ第2620地区 静岡第5グループ ガバナー補佐。浜松ロータリークラブ所属。創業130年、浜松委托倉庫株式会社 代表取締役。環境への取り組みも積極的に行っている。

ロータリークラブは世界各地で社会活動を行っている団体組織。花のリレー・プロジェクトには、天竜浜名湖鉄道沿線の県西部15ロータリークラブ(浜松・浜松東・浜松西・浜松南・浜松北・浜松中・パワー浜松・浜北・浜松ハーモニー・浜北伎倍・浜名湖・掛川・掛川グリーン・袋井・磐田)がアダプト団体として参加、植栽・清掃・除草活動にあたっている。

第7回は、前国際ロータリークラブ第2620地区 静岡第5グループ ガバナー補佐の神谷さんから、花のリレー・プロジェクトの活動を引き継ぎ活動を推進する、現ガバナー補佐の鈴木健一さん(69歳)に、プロジェクトの大切さを聞いてみました。

ロータリークラブとしても一回のイベントではなく、継続して行う活動にしていきたい

2月1日(土)、遠州森駅で、はままつフラワーパークの塚本こなみ理事長の指導のもと、袋井ロータリークラブ、遠江総合高校、花の会など約80人が参加し、アジサイとヒナハチジョウの苗木122本を植樹(写真)。また、細谷駅でも約200人によるユキヤナギの植樹が行われました。

最初に花のリレー・プロジェクトの話を聞いた時、殺風景な天浜線沿線に花を植えることはとてもいいことだと思い、もろ手を挙げて賛成しました。2018年11月、常葉大学前駅の植栽が活動のスタートでした。これまでも、それぞれのクラブが植栽活動を行ってきましたが、県西部15のロータリークラブが一堂に会して、しかも実際に汗をかいて活動するのは初めてだったと思います。その時も1回きりの植栽イベントだと思っていた会員も多かったのではないでしょうか。

前・ガバナー補佐の神谷さんから、「大切な事業なので、継続して行うように」と言われていました。私自身も地域を元気にする意義深い活動だと考えまして、各ロータリークラブの会長のみなさんに「これは継続するものだから」と、会うごとに話してきました。植栽活動も回を重ねるごとに参加者が定着し、今では全ロータリークラブの会員の2割ほどが常に参加するまでに到っています。

地域の人との活動は意義深いこと。感動の風景を継いでほしい

昨年末から本格的に植樹活動が始まりました。私も金指駅で地域のみなさんと一緒にユキヤナギやシモツケ、フジバカマを植えました。仕事で林業を行っていて、花を植えたり畑仕事をしたりすることが好きなのですが、地元の高校生たちと話をしながら行うのは、それもまた楽しかったですね。

ロータリークラブの活動は、なかなか一般の方の目に触れることがなく、わかりにくいものです。だからこそ、地域の人たちと会話しながら一緒に活動することは意義深いことです。

すでに波及効果も出ていて、浜北と浜北伎倍のクラブは、駅舎のペンキ塗りまで行ったんですよ。「花を植えるだけじゃなく、駅もきれいにしよう!」と。目に見える活動は地域とのつながりを深めますね。

子どもたちが小さい頃、家族で天浜線に乗っては下りて、周辺を歩いたり食事をしたり遊んだりしてきました。大人になってからは、一日で浜名湖一周ウォーキングもしました。天浜線沿いに季節の花々が咲くようになれば、訪れた人の感動は大きいことでしょう。花で彩られた天浜沿線の風景を人に伝え、さらに花のリレー・プロジェクトが受け継がれていくことを願っています。

これから見ごろの植栽地

遠江一宮駅~敷地駅間
ミソハギ(7月~9月)/スパニッシュフラメンコ(4月)
天竜二俣駅
チューリップ(4月)/野の花マット(春~秋)
二俣本町駅
西洋アジサイ(6月)
常葉大学前駅
ヤマブキ(4月~5月)

※気候条件によっては咲いていない可能性もございます

花のリレープロジェクトとは

「浜松いわた信用金庫」、「天竜浜名湖鉄道」、「はままつフラワーパーク」の3つの企業が母体となり、地域に暮らすみなさんと一緒に天竜浜名湖鉄道の沿線に花を植えることで地域の活性化を目指すプロジェクトです。

アダプト・プログラムとは

アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。一定区画の公共の場所を養子に見立て、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみる(=清掃美化を行い)ことを「アダプト・プログラム」といいます。