愛情込めて育てたい ワンコと初めて暮らすには
犬を飼ってみたいけど初めてで心配という人もいるのでは。マナーを守って世話をするには飼い主の心構えも必要です。そこでダックペットサービス(浜松市南区東若林町TEL053-443-8888)の代表取締役、岡本聡一郎さんに初めて犬を飼う人のための知識について伺いました。
子犬の時期にたくさんの経験を
初めて飼うなら小型犬の雌がお薦めです。雄と比べて気性が穏やかなので飼いやすいといえます。また、飼いやすさの目安になるのが抜け毛。犬種により抜け毛の量が違うため、ブラッシングなど手入れの頻度が変わります。忙しい人は抜け毛の少ない犬種を選ぶといいでしょう(左表参照)。

人が集まる場所ではほえさせないのがマナーです。社会での経験不足により恐怖を感じてほえるため、子犬の時期に外へ連れ出して多くの経験を積ませましょう。ワクチン接種を済ませた6カ月ごろから公園やドッグラン、ペット同伴OKの店へ一緒に行くのがお勧めです。社交性も増し落ち着いて行動できるようになります。
運動不足解消のためにも散歩は大切。ただし、毎日決まった時間に行く必要はありません。屋外でしか排せつができなくなったり、散歩を待ってイライラすることがほえる原因になったりするからです。散歩をするときは飼い主の左横を歩くトレーニングを。誰がリーダーか教えることもしつけの一つ、飼い主と犬との序列がくずれると攻撃的になることもあるので注意しましょう。
登録・予防接種費用が必要
飼い始めてから必要な費用にはドッグフードや生活用品だけでなく、ワクチン・予防接種などもあり、小型犬でも毎年10万円以上かかります。犬を飼うには法律上手続きが必要で、生後91日以上の犬には生涯一回の登録と年一回の狂犬病予防接種が義務付けられています。登録は地域の集団接種会場または動物病院で予防接種と一緒に済ませることが可能。費用は地域や病院によって異なりますが、合わせて6500円程度です。このほかに任意で受けるワクチン接種と健診費用が合わせて2万円前後。病気、けがの治療費といった臨時の出費があることもお忘れなく。
責任を持って飼うには避妊手術も考えましょう。全身麻酔で行うため成犬になってからのほうが体への負担が少ないようです。雌の場合は初めての生理が6カ月ごろにくるのでその後に受けてもいいでしょう。
室内のけがに注 マットで予防も
犬は自分の弱さを相手に悟られないよう痛みに耐える習性があるため飼い主が症状に気付きにくいことも。異常を感じたらすぐに病院へ。また、普段から体を触っていつもと違う所がないか気付けるようにし、排せつ物の状態を確認することも必要です。
室内でも注意が必要です。高い所からの飛び降りによる骨折を避けるため、小型犬をいすに乗せないように。フローリングは滑りやすくひざの関節を痛める原因にもなるので、滑り止めマットを敷きましょう。散歩の時は除草剤のまかれた草など思いもよらない危険があることも忘れずに。草むらに近づくのは避け、拾い食いをしないようにしつけることも大切です。



