マネー

知らないと損する女性のためのマネー講座-その5

1年の初めにキャッシュフロー表を作ろう。

(2016年1月7日号掲載)

ライフイベントを元に収支の予測を記入

キャッシュフロー表とは左表のように、今後のライフイベントを元に未来のお金の流れを予測する表のこと。「ライフイベント」の欄には、子どもの入学や就職など、今年起こりそうな出来事を月ごとに記入します。それに合わせて収入や支出を記入することで、月ごとの貯蓄残高を予測できます。

家計簿ではないので、1円単位まで考えて記入していくと全体的な動きが見えません。収支のおおまかな動きをつかむことが目的なので、分かる範囲内で現実的な数字を記入してみましょう。家計簿を記入している家庭は、過去の家計簿を参考に1年間を予測してみてください。

収入より支出が上回ってしまう場合は貯蓄を取り崩したり、収入を増やすための行動をとったりする必要があります。併せて1年でどのぐらいの金額が貯蓄できるのかを確認し、希望貯蓄額に届かない場合は早めに手立てを行います。

教育費や老後を考えるヒントに

表作りの基本が分かったら、今年から20年先までの年単位のキャッシュフロー表にも挑戦してみましょう。子どもがいる場合は、入学や卒業などを記入することで、何年後にまとまったお金が必要になるのかが予測できます。

また、20年以内に定年を迎える場合、今と同じ収入が続くとは考えにくいものです。キャッシュフロー表は、リタイア世代へ突入するまでに老後生活に必要なお金(4000~5000万円)をどう準備していくかを考える上で基本的な資料になります。

貯蓄を増やす最も手軽な手段は「節約」ですが、それだけの人生では楽しくありません。働くことのできる人は積極的に「お金を稼ぐ行動」をしていきましょう。特に女性が働いて収入を得ることは、家計を支える上で一番のポイントになります。家族みんなで協力して家事育児を行うなど、潤いのある生活を目指していきましょう。

【取材協力】
ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士有資格者 初世真紀子さん