特集

【特集号】楽人 vol.12 巻頭特集 粋な大人たち

(2012年3月15日号掲載)

特集号「楽人」の全PDFデータはページ下にあります。こちらも見てね!

 

tokushu120315A.gif 止まってなんかいられない!自分の道を突き進み、輝き続けている粋な遠州人をインタビュー。さらに、彼らが思う“粋な人”についても聞いてみました。


仲間と創る俺たちのステージ

tokushu120315B1.jpg 浜名湖フォークジャンボリー実行委員会事務局長
吉田和弘さん(59)


【プロフィール】
浜松生まれ。学生時代に組んでいたバンドでヤマハライトミュージックコンテスト(通称・LMC)で入賞した経験を持つ。現在は公民館のカルチャーサークルでギターを指導。最愛のギターは40年前に購入したマーチンD18。



震える感動が目の前に
「音楽イベントやらないか」。9年前、仲間の一言が吉田さんの生活にビッグウェーブをもたらしました。浜名湖花博跡地の浜名湖ガーデンパークに残った立派なステージで自分たちのフォークジャンボリーを開催しようと動き出したのです。「ステージを下見に行った時、身震いしました。この会場をお客さんでいっぱいにしよう、いや、立ち見がいるぐらいにしなくちゃ!そういって盛り上がりました」と当時の感動は今も鮮明によみがえります。

今年で9回目となる浜名湖フォークジャンボリーは9月29日(土)、30日(日)に開催が決定。今では立ち見客もいっぱいの、出演者と観客が共に歌う理想の音楽イベントへと成長しています。

強さで守る空気感
音響、装飾などすべて手作り。さらに“出演者はアマチュア”がルールです。「プロはもちろんセミプロもお断りしています。それから自分の番だけ舞台に立って、スター気取りでさっさと帰っちゃう人はアマチュアでもダメ。会場にいるすべての人でその日を盛り上げ、一緒に喜びを分かち合うことが目的なんです」と吉田さんの声に力が入ります。自分勝手な参加者に苦言を呈し、雰囲気を守るためには憎まれ役も買って出ます。

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“あり得ない”を実現
出演者全員が載っているパンフレットは毎回、吉田さんが作っています。「家族の歴史として残るといいなと思って。お孫さんにステージに立った雄姿を見せてあげてほしいんです。僕もこのステージを作ったんだぞ!って自慢したいし(笑)」

また、ホームページも実行委員仲間のお手製。中でもブログ形式で年中更新している「フォーク五・七・五」は16万アクセスを突破する人気ぶりです。「面白くするために知恵を絞り“あり得ないイベント”を作りたい」と吉田さん。この熱が伝染し、今では広島・新潟をはじめ、全国各地に兄妹イベントが続発。日本中に仲間がいる自称“フォークばか”の吉田さんの夏がもうじきやってきます。

【私が思う“粋な人”】
好きなこと、夢中になれることを楽しんで笑顔でやり遂げてしまう人。僕には程遠い人物像です(笑)


世界に響け!日本の心

tokushu120315C.jpg 芸樹(げいじゅ)音楽の森 主宰
平松なをみさん(54)


【プロフィール】
浜松学芸高校音楽科、国立音楽大学教育学部リトミック科卒業。音楽を通して人間性を育てるスクール「芸樹音楽の森」主宰。劇団四季や宝塚歌劇団へ人材を輩出。また外国のジャパン・デー(※世界各市の日本領事館や日系企業らが主催する文化交流会)で音楽による日本文化を発信する活動も多数。



輝く子供らの間近で感動
10日後にイタリアの小学校で開かれる文化交流会に参加する平松なをみさん。彼女が主宰する「芸樹音楽の森」の子供らと下駄でタップを踊るオリジナル作品“下駄ップ”などを披露します。「子供の心を育てるリトミック音楽教育が私のベース。演者の心と体を開花させ、同じテンションで輝けるライブを見ている時が最高の時間です」

愛と魂に魅せられた転機
転機は大須賀町・三熊野神社1300年祭の町民ミュージカルを創作・監督した40歳。「ずっと舞台関係者と仕事をしてきた私が、初めて一般の方と舞台を作ることに。その時、故郷を誇りに思う地元愛や職人のプロ魂に感化され、町民200人との舞台作りに夢中になりました」。舞台は大成功!以後、磐田市に実在した助産師の生涯を描く「佐々木みな物語」や浜名湖花博「磐田市の日」のイベントをプロデュースするなど、地域の魅力を引き出す創作者としてオファーが絶えません。地元の舞台も世界のビッグステージも「時間が合えばすべてお引き受けします」と、プロデュースのとりこです。

芸樹音楽の森は昨年で創立30周年。「卒業生がいつ帰ってきても、自然体で迎えられる指導者でありたいと思っています」

【私が思う“粋な人”】
何かを貫く人間性に私は“粋”を感じます


共鳴し合う街へ

tokushu120315D.jpg 田町パークビル株式会社 代表取締役
鈴木 基生(もとお)さん(61)


【プロフィール】
浜松生まれ。2006年、田町パークビル株式会社の代表に就任し、駐車場・テナントビルの管理・運営をスタート。現在は、ゆりの木通り周辺の改善に夢中。





“もったいない”の伝道師
「ゆりの木通り付近には知らないともったいない魅力的な店がたくさんあるのに伝わりにくい」。鈴木さんも直接店主と話すまではその面白さを知らなかったと言います。多くの店がもうけるための『稼業』ではなく人生表現として『家業』を営む店ばかり。専門性が高いだけに敷居も高そうですが、顔なじみになると実に心強い味方なのです。

「街は人通りが多ければいいんじゃない。僕は手放せないと思われる商品を売り、愛着を持って使う顧客が集まる街がいい」。鈴木さんは共感する仲間とともに、街をデザインしています。

人との接点をおしゃれに創造
その取り組みの一つ、来街者と巡るガイドツアーは鈴木さんお気に入りのイベント。「ガイドがいるだけで店主と参加者の心の門戸が開き会話が弾む。これが面白い!」と笑顔がこぼれます。また、近隣の高層マンションの住人を誘って行うお月見会は5年前から続いています。「都会的な雰囲気は中心地ならでは。おしゃれをして人が集まり、これを楽しいと思う人の間で話題になる。そんな連鎖でここに来ることを楽しむ人が増えればすごくすてきだと思います」

【私が思う“粋な人”】
東京・麻布十番ですれ違った女性。トマト3つを買って帰る彼女の、よそ行きではないけど見られることを意識した住人らしい姿に“粋”を感じました。



特集号「楽人」vol.12 PDFデータはこちら

P.01 ●表紙 ●遠鉄のリフォーム ●東海家具流通センター (656KB)
P.02〜03 ●巻頭特集「粋な大人たち」 ●ネッツトヨタ浜松 ●ヤマハレディースオープン葛城 (1.2MB)
P.04 ●手作り料理で粋にもてなす ●まっちゃん餃子 ●割烹 大和 ●2012ミス浜松コンテスト (660KB)
P.05 ●(株)遠鉄トラベル (960KB)
P.06 ●楽人インタビュー 作曲家・北爪道夫さん ●はままつフルーツパーク ●プロン株式会社 ●日本石材産業協会 (744KB)
P.07 ●SBSマイホームセンター 浜松展示場 (692KB)
P.08 ●50代から考えるお金のマネジメント術 ●静岡中央銀行 (704KB)
P.09 ●(有)野草酵素 (964KB)
P.10 ●ノルディック・ウォークで体力UP ●静岡県新聞輸送(株) (684KB)
P.11 ●浜松葬儀(株) (844KB)
P.12 ●ジュエリーリメイク グランベルク ●はんこ屋さん21 ●パソコン市民教室 ●磐田市新造形創造館 ●アクアプロワン ●まろうど ●太陽光発電ショプHarete! ●おたからや (816KB)