特集

第27回ハママツ・ジャズ・ウィーク スペシャルインタビュー

八代亜紀さんが、ジャズの魅力を語る。

(2018年10月27日号掲載)

演歌の女王・八代亜紀が、なんと、ハママツ・ジャズ・ウィークの最終日、10月28日(日)に開催される「ヤマハ ジャズ フェスティバル」に出演します。八代亜紀にとってジャズとは? その出会いや魅力について、また、ジャズファン・八代ファンに向けてのメッセージを伺いました。

実は八代さん、ジャズとの関わりがかなり長いとか

ジャズを歌うと、自然に楽しくなっちゃうの。
八代亜紀プロフィール

熊本県八代市出身。1971年デビュー。1973年に出世作「なみだ恋」を発売。その後、「愛の終着駅」「もう一度逢いたい」「舟唄」等、数々のヒット曲を出し、1980年には「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞・大賞を受賞する。芸能生活40周年を迎えた2010年には、歌唱技術が認められ文化庁長官表彰を受賞。

そうなんです。私はジャズとの出会いが結構早くて、12歳の頃。父がジュリー・ロンドンのLPレコードを買ってきたことがきっかけでした。ボサノバやビギン、スウィングなど、それまでに聴いたことのないリズムだったので、かなりショッキングで魅力的でしたね。特に印象に残った曲は『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』です。ボサノバのリズムがとにかくすてきでカッコよくて、今も私の十八番!(笑)。こういう歌が歌いたいと強く思いました。

それからはもうジャズをガンガン聴いて、リズムに合わせて歌ったり、歩くときもボサノバやビギンのノリで歩いたりしていましたね(笑)。今思えば、あの12~14歳の頃、徹底してリズムを学んだことが、その後の歌手活動にすごくプラスになっていると感じます。

上京して銀座のクラブで歌っているときも、ジャズはレパートリーに入っていましたし、レコードデビューしたあとも、コンサートやリサイタルではコーナーを設けて、ジャズを歌っていたんですよ。なので、6年前に本格ジャズのアルバムを出さないかとオファーをいただいたときも、特に違和感はなかったですね。周りはずいぶん驚いたみたいですけど、私としては、ずっと前から歌ってます! という感じでした。

そのチャーミングなお人柄がジャズにぴったりのような...

うふふ。チャーミング?本当? だったらとてもうれしいですね。私がジャズを歌うとき、なぜか「フフゥ」とか「イエィ」などの擬音が多くなると言われるんです。自分でも気づかないうちにノリがよくなって、つい「フゥ!」なんて声が出ちゃうんでしょうね。自然に楽しくなっちゃうんですよ。

演歌は私、代弁者ですから。誰かの生きてきた人生とか、つらい思いをしている男心や女心を代弁して、たっぷり魂を込めて歌うので、泣いているお客さまの姿もたくさん目にします。でもジャズは、リズムに身を任せるように楽しく歌って、お客さまを盛り上げたり、のせたりします。皆さんすぐにのってくれますし、私自身もジャズを歌うことは、リラックスして自由に楽しめるから、すごく好きなんです。

声に関しても、若い頃より、年月や経験を重ねた今のこの声のほうが断然いいと思いますね。ジャズにぴったり合う。だから、たくさんの人に聴かせたいんです。

八代さんにとって浜松の印象は?

浜松といえば、やはり"うなぎ"ですね。新幹線で浜名湖を通るとき、うなぎの養殖場が見えるでしょ。あの辺りの湖の景色がとてもきれいだなといつも思います。

それと、浜松はうなぎのほかに餃子が名物と聞いたので、ジャズフェスティバル当日のステージでは「浜松って餃子が有名なんですね!」と言って、皆さんと一緒に盛り上がりたいと思っています(笑)。

全国各地のまちでこうしたジャズ・ウィークのようなイベントを開催したら、まち全体が活気づいて楽しくなるのに...とすごく思います。

そんな浜松のジャズファン、八代亜紀ファンにメッセージを

5、6年前まではコンサートでジャズを歌うと「え?ジャズ?難しそう」というスタンスでしたが、今は違います。ジャズが始まると「待ってました!」とばかりに、大きな拍手で歓迎されます。演歌好きの方が、ジャズも好きという感じに変わってきています。

ですから浜松のファンの方にも、十分にジャズを楽しんでいただけるのではないかと思っています。純粋なジャズファンの方には、ジャズでアレンジした演歌を聴かせたいですねぇ。『舟唄』をジャズでバシッと聴かせたい!以前、ニューヨークでライブをしたとき、ジャズバージョンの『舟唄』でニューヨーカーが泣きましたからね。日本語がわからないはずなのに「だんちょね~♪」で涙していましたから...。

今回のステージでは、親しみやすいジャズのスタンダードナンバーを中心に、『舟唄』や『雨の慕情』などのヒット曲もジャズのアレンジで歌います。ぜひ当日を楽しみにしていてください。

インタビュー・撮影/びぶれ編集室

はままつジャズウィーク

ジャズ好きな方はもちろん、初心者でも、子どもでも楽しめる。浜松がジャズに染まる9日間!!

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ハママツ・ジャズ・ウィーク連携企画
10/26(金)ヤマハリゾート 葛城北の丸 出演!
10/29(月)ヤマハ銀座スタジオ 出演!

会場/アクトシティ浜松・大ホール 開場/12:00(開演13:00・終演16:45(予定))

10.20(SAT)

スチューデント ジャズフェスティバル

会場/アクトシティ浜松・中ホール
開場/12:00(開演12:30・終演17:00(予定))

10.21(SUN)

佐藤允彦のジャズ目線じゃぁ~〈喜劇王対決!〉チャップリン vs エノケン~

会場/アクトシティ浜松・研修交流センター音楽工房ホール
開場/13:30(開演14:00)

10.22(MON)

Jazzy Night!~ジャズで楽しむ洋楽ポップス・ヒットソング~

予約・問い合わせ窓口
Porte Theater tel.053-413-3908
会場/Porte Theater(ポルテシアター)
開場/18:00(開演19:00)

10.25(THU)

Jazz トーク~ジャズ・ギター特集:偉大なギタリストの名演を味わう~

会場/トゥルネ・ラ・パージュ
開場/18:30(開演19:00)

予約・問い合わせ窓口 トゥルネ・ラ・パージュ tel.053-455-7100

ハママツ・ジャズ・ウィーク連携講演 10/26(金)ヤマハリゾート 葛城北の丸 出演!

10.27(SAT)

親子で楽しむジャズコンサート

会場/クリエート浜松・ホール
開場/13:30(開演14:00)

10.21(SUN)・28(SUN)

ストリート ジャズ フェスティバル

会場/21日:なゆた・浜北(広場)
28日:キタラ、ザザシティ中央広場、かじまちヤマハホール、ソラモ、アクトシティ浜松サンクンプラザ、遠鉄モール街ビル Anyテラス
開演/11:00(終了18:00(会場により演奏時間が異なります))

問い合わせ▶ハママツ・ジャズ・ウィーク事務局 tel.053-460-3325/平日 月-金 10:00-17:00

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※出演者はやむをえない都合により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください

※表記の開場・開演・終演時間は予定です