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もっと身近に。もっと気軽に。かかりつけ薬剤師を持とう!

(2019年10月24日号掲載)

普段飲んでいる薬の種類やあなたの体質までもよく知っていて、薬だけでなく普段の健康のことまで相談できる、そんな「かかりつけ薬剤師」がいると便利ですね。また、災害時の備えとして"顔なじみの薬剤師さん"が身近にいるとさらに安心ですね。

あなたの健康をサポートしてくれるかかりつけ薬局と薬剤師さん

あなたが医院や病院を受診する時、その医療機関ごとに違う薬局から薬を受け取っていませんか?その場合、もしかしたら「複数の医院から同じ作用のある薬をもらっていた」とか、「普段飲んでいる薬と飲み合わせの悪い薬だった」、あるいは「過去に体質に合わなかったり、副作用やアレルギーが出たりした薬だった」ということが起きているかもしれません。

そのようにならないために、おすすめしたいのが「かかりつけ薬局」や「かかりつけ薬剤師」を持つことです。かかりつけ薬局と薬剤師の役割は、単に処方せんに基づいて調剤するだけでなく、患者さんが使用しているすべての薬やサプリメントなどの情報を把握して、その患者さんに合った適切な服薬指導やアドバイスをすることです。

そんなかかりつけ薬局や薬剤師を持つためにはまず、自宅近くの薬局や普段よく行く薬局などから、いいなと思うところを決めます。次に、その薬局から気軽に相談できて信頼のおける薬剤師を見つけ、「かかりつけ薬剤師」として指名します。同意書を交わせば、手続きは完了です。かかりつけ薬局や薬剤師を持つことによって、さまざまなメリットがあります。

かかりつけ薬剤師を利用する場合
どこの病院にかかっても、もらう薬局を1つに決めておけば、余分な薬を飲んだり、副作用が起こったりするリスクを軽減できます!
病院ごとに違う薬局へ行く場合
病院の門前薬局からそれぞれ薬をもらい、なおかつ「お薬手帳」をもっていいないと、薬が重複したり、飲み合わせが悪い薬が出されたりする危険性があります

お薬手帳を持ってまず相談、いつでも相談、何でも相談

「一番のメリットは、やはり薬を受け取る薬局を1カ所にすることで、薬の記録や副作用、アレルギーなどの情報が一元化されることですね」と語るのは、浜松センター薬局の薬剤師・富田治さんです。

どの医療機関を受診しても、処方せんをかかりつけ薬局に持っていけば、これまでの記録と照らし合わせながらチェックできるので、薬の重複や飲み合わせの悪さなどによる健康被害の心配もなく、安心して薬が使用できます。

また、薬を受け取る時はもちろん、それ以外にも薬や健康に関する相談ができるのもメリットです。「体質や病歴などその人のことをよく理解してくれているので、相談しやすいなどのメリットがありますよ」、「休日や夜間など24時間いつでも対応しているので、お気軽にご相談ください」と、富田さんは言います。

さらに、「薬剤師が薬を渡した後も、患者さんの状態を継続的に見守り、必要に応じて医師へのフィードバックを行うなど、医療機関と連携したサポートを実施しています。また、患者さんのお宅で服薬指導や残薬の管理を行う在宅対応に取り組んでいる薬局も多くあります」、と富田さん。

かかりつけ薬剤師を持つ場合、指導料として60~100円(3割負担の場合)ほど負担が増えますが、「薬と健康にちょっと不安がある」。そんな時に"まず相談"できる薬局や薬剤師を持っておくと安心ですね。

災害薬事コーディネーターとは

災害時における医療救護活動。これも大事な薬剤師の役割です!
てらだ薬局三方原店薬剤師/災害薬事コーディネーター
寺田 俊二 

静岡県が委嘱する「災害薬事コーディネーター」は、災害発生時に災害対策本部などで、医療の救護活動に必要な医薬品や薬剤師を確保し、各救護所に効率的かつ的確に配置・調整する役割を担っています。

2011年の東日本大震災時には、必要な場所に必要な医薬品が届かなかったり、余った医薬品が廃棄されたりしたことがありました。支援医薬品は全国から大量に集まってきているものの、仕分けができる専門的な知識を持った人材が不足していて、医薬品をうまく分配することができなかったのです。

このことを踏まえ、静岡県では2013年に災害薬事コーディネーター事業を制度化しました。現在、県内で140人、浜松市では25人の薬剤師会から選任された薬剤師が災害薬事コーディネーターとして委嘱されています。毎年、浜松市の総合防災訓練や医療救護訓練を通して、参集訓練やトリアージ訓練など災害時の対応能力の向上を目指した訓練を行っています。

災害発生時、薬剤師は背中に白い文字で「薬剤師」と書かれた「赤い防災ベスト」を着用して、医療救護活動にあたります。各救護所では、基本的にその地域の薬剤師が担当するため、かかりつけ薬剤師など日頃から地元に「顔なじみの薬剤師さん」を持っておくと、とても心強いと思います。

とき/11月4日(月・振替休日)

ところ/遠鉄百貨店新館8階 遠鉄ホール

主催/一般社団法人浜松市薬剤師会、 浜松市

薬剤師・薬局コーナー
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(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター

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〜君もちっちゃな薬剤師!〜
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バルーンパフォーマーYOHEI パフォーマンスSHOW

静岡県浜松市在住。東京、東海地区(静岡、愛知)を中心に活動中。バルーンアート歴22年の陽気な淡路島出身の関西人。

【主な出演経歴】
バルーン日本大会2019 JBAN ファイナリスト
バルーン日本大会2019 ツイスターズ ファイナリスト

問い合わせ 一般社団法人浜松市薬剤師会 tel.053-455-2976