特集

掛川市シティプロモーション特別企画

「中学生・高校生が描く掛川の夢」座談会

(2020年2月20日号掲載)

地域を元気にすることって、すごく楽しい。
掛川をもっともっと魅力ある街にしたい!

掛川市で地域と連携してまちづくりの活動に取り組む中学生・高校生たちに、掛川の自慢したいところやおすすめスポット、それぞれが描く夢、まちの未来などについて語り合ってもらいました。

後列左から、遠藤有馬(横須賀高)、堀内俊(横須賀高)、伊藤和暉(掛川西高)、本庄谷優伍(掛川東高)、鈴木奏汰(掛川東高)、鷲山航平(掛川工高)さん
前列左から、高橋佳子(掛川西高)、高橋和子(掛川西中)、鈴木実歩(掛川東高)、栗林沙羅(掛川西高)さん

─皆さんそれぞれにお聞きします。「掛川のおすすめやお気に入り、自慢」は何ですか?何でもOKです。

高橋佳
私は掛川西高近くの逆川沿いの道が気に入っています。夕焼けが感動するほどきれいで、春は桜も楽しめます。
高橋和
掛川は都会過ぎず、田舎過ぎないところがいいです。新幹線の駅や高速道路のICが2つもあって交通の便がよく、田んぼや川などの自然もいっぱい残っていて、住みやすいと思います。
栗林
私は市外在住ですが、掛川の友人はみんな掛川のことが好きで、「自分の住むまちが好き」と思えることがすてきだなと思います。
本庄谷
僕は自然が好きなので、海も山もあることが自慢です。山のおすすめは「ならここの里」。川遊びをしたあと、温泉に入ってゆっくり過ごせます。海なら「大浜海岸」や「国安海岸」、夕焼けがきれいで、初日の出スポットにもなっています。
鈴木奏
僕も自然が好きで、自宅の周りには茶畑が広がっていて、川にはカワセミがいます。そんな何気ない自然の風景が好きです。
伊藤
好きなスポットは、大東の海岸にある珍しいアーチの構造をした「潮騒橋」です。見るたびに雄大だなと感じます。自慢は全国シェアの約8割を占める「芽キャベツ」です。地元の野菜が全国で評価されているのは、誇れることだと思います。
栗林
地元の食材でいうと、私たちが考案したお弁当で「掛川牛」を使いましたが、すごく魅力ありますね。
遠藤
横須賀の自慢ですが、「さしすせそ」といって、砂糖、塩、酢、醤油、味噌の基本的調味料を全て地元で作っています。
堀内
そんな横須賀は古い町並みが残っていて、道も狭くて不便なんですけど、譲り合いの運転やお年寄りの通行の手助けをするやさしさがあって、いいなぁと思います。
鷲山
僕も掛川の人はやさしいと思います。通学途中「おはよう」ってあいさつすると、「今日も頑張れよ」と声をかけてくれ、めちゃくちゃやる気が出ます。
鈴木実
私は外国人の観光客が多いところが魅力だと思います。理由は皆さんが言っていたように、自然の豊かさや変わらない町並みがあること。お茶畑の美しさやお茶がおいしいところも魅力、もちろん「掛川城」もその一つです。
伊藤
掛川城のプロジェクションマッピングはかなりハイカラなイベントですが、お年寄りの方々も大勢来てくださって、やはり掛川城は愛されているんだと思います。
高橋和
「掛川祭」も自慢です。
鈴木実
大きな獅子が出るんですよね。
堀内
お祭りといえば「遠州横須賀三熊野神社大祭」です。
遠藤
横須賀の町並みを生かして芸術作品を展示する「ちっちゃな文化展」も自慢です。

─掛川がこうなったらいいな、掛川でこんな夢をかなえたいなと思うことを教えてください。

伊藤
僕が住んでいる大浜地区と街の中心部とはほとんど交流がないので、もっと掛川市が一体となって、各地区の文化交流を広めていけたらといいと思います。
鈴木実
先ほど外国人観光客が多いという話をしましたが、宗教上外国人が食べられないものもあるので、例えば「ハラール食」などの食品を取り入れるお店が増えるといいなと。掛川西高の食物研究部さんと、どんな宗教の方も食べられるお弁当を作れたら、異文化交流や掛川と外国の人とを結ぶ活動につながるのかなと思います。
本庄谷
僕はインドネシアの高校生とSNSで交流していて、宗教のことや文化のことなどを知ることができます。掛川市も世界の国とつながりを持てば、掛川の良さを発信できるし、他国の良さを知ることもできると思います。
鷲山
僕たちはオリーブ搾り機の開発に取り組んでいるんですが、掛川のオリーブ畑をもっと増やして、搾ったオリーブオイルをさっきのお弁当に使ってもらうとか、将来的には「お茶とオリーブ」という2つの柱で掛川を盛り上げていければいいなと思っています。
遠藤
僕は掛川は盛り上がりが足りないなと思っていて、もうちょっとノリがよく活気があったほうがいいんじゃないかと思います。僕たち郷土芸能部が「三社祭礼囃子」の舞台を披露するとき、もっと盛り上がってくれるとうれしいです。
高橋佳
ノリというか、活気のあるまちになってほしい。例えば掛川城に向かう商店街をもっと映えるようにしたり、ショッピングモールができたりしたら、「つま恋」に来てくれた人たちが、もっと掛川のいろいろなところに足を運んでくれると思うんです。交流も生まれますよね。
高橋和
これまで「交流」という言葉がよく出てきましたが、今日の座談会のキーワードになっているように感じます。今、掛川市の流出人口がとても増えていると聞きます。それを防ぐ方法として、「コミュニティセンター」のような人と人とが交流できる場所があったら、今日の座談会のように、新たな刺激を得ることができるし、掛川をもっと好きになって、掛川に住んでいたいと感じるんじゃないかと思います。
鈴木実
私は将来、地元で保育士になりたいと思っています。英語をしっかり学んで、これから増えてくる外国人の子どもも日本人の子どもも、分け隔てなく理解して対応できるようにしたいと思います。
高橋和
私はみんなとちょっと違う進路を考えていて、通信制の高校を選択しました。理由は、高校の3年間を日本や世界のいろいろな場所に行って、そこがどういうまちづくりをしているのか、人と人とがどう関わって支え合って生活しているのか、実際に見てこようと思っています。それを大学でより深めていって、将来、掛川をより良くするために何か活動をするかもしれないなと思っています。
遠藤
今、横須賀の地元でも少子高齢化が進んでいるんですけど、僕には江戸時代から続く三社祭礼囃子を守り続けたいという夢があるので、地元に残ってお囃子を絶やさないようにしていきたいです。

─将来の話が出ましたが、今後も掛川に住みたい、あるいは進学や就職で掛川を離れてもいずれは戻ってきたいと思いますか。

堀内
僕も遠藤君と一緒で、地元にずっと残って祭りを守っていきたいと思っています。
栗林
私は中学の先生を目指しているので、進学で離れてもまた地元に戻りたいと思います。
本庄谷
医療系の専門学校に進んで、スポーツに関わる仕事がしたいと思っています。将来は地元で働きたいです。
鈴木奏
都会で暮らすのもおしゃれでいいと思いますが、老後のことを考えると、やっぱり掛川の静かな環境の中で、カワセミを見ながらゆっくり過ごしたいです。

(敬称略)

お気に入りスポット

東京と大阪のほぼ真ん中に位置する掛川は、新幹線や高速道路、空港と、交通アクセス抜群!

お気に入りスポット

掛川城を中心に、遊歩道や広場が整備された「掛川城公園」。桜の名所として親しまれている。

お気に入りスポット

掛川祭、八坂神社祇園祭、遠州横須賀三熊野神社大祭など、年間を通じてさまざまな祭りが行われる。

お気に入りスポット

遠州灘が見渡せる菊川河口にかかる「潮騒橋」。夕日の絶景スポットとしても知られる。

お気に入りスポット

「静岡の茶草場農法」が世界農業遺産に認定。新茶の季節には鮮やかな緑の絶景が広がる。

お気に入りスポット

山間部に位置する「ならここの里」は、大自然を感じながら川遊びやキャンプ、温泉が楽しめる。

Topic & News地元中学生・高校生による地域連携活動で、 掛川が元気に楽しく発展中!

掛川の魅力を学び地元の食材を生かした商品開発に熱中!!

地元のパン屋アンデルセンとのパン・スイーツの開発や、創業100年以上の和菓子店「もち金」と協働で開発した「春大福」の販売、イタリアンレストラン「ペーザロ」とのメニュー創作などを展開。2019年度はスーパーサンゼンと掛川産・静岡県産の食材をふんだんに使った、「丼」「おにぎり」「寿司」「パン」の開発&店舗販売を実施。

掛川西高等学校 食物研究部

市内外で話題! 掛川城プロジェクションマッピングで地元を元気に!

2017年末に初めて掛川城天守閣の城壁をキャンパスにした「掛川城プロジェクションマッピング」を実施。毎回進化を続けながら映像と音楽で観覧客を楽しませている。最近では、掛川工業高校や地元企業が協力したり、国境や距離を越えて、さまざまな地域の生徒が参加したりするなど、地域活性や国際交流にも発展している。

掛川西高等学校 パソコン部

産学官連携で取り組むオリーブ搾油機開発で試行錯誤中!

2019年4月からオリーブの産地化を目指す掛川市と地元製茶機械メーカーのカワサキ機工と連携し、「オリーブ搾油機開発プロジェクト」を発足。個人農家でも手軽に良質なオイルが搾れる安価な機械を作り、産地化の障壁をなくそうと奮闘中。2019年11月に3年生が試作1号機を完成させ、香り良く澄んだオイルが2グラムほどできた。搾油後の分離に課題を残し、改良を重ねている。

掛川工業高等学校 機械科

外国語による文通で日本とインドネシアの友好の懸け橋に!

2019年4月から日本とインドネシアの友好と文化交流を築くために、テマングン第一高等学校の生徒とSNSを活用した情報交換や文通をしている。外国語によるコミュニケーション能力の向上を図ったり、文化の違いを学んだりする機会となっている。



掛川東高等学校

中高生のアイデアで掛川の社会問題を解決し、もっと魅力的なまちにしたい!

掛川の中高生の問題意識からはじまったプロジェクトチーム。今ある掛川の社会問題について中高生のアイデアで解決していくことを目標に活動中。地域の協力を得ながら、掛川城そばの商業施設「こだわりっぱ」の一室を借り、土日を中心に毎月数回、朝から夕方まで中高生なら誰でも無料で使える自習室を運営。今後は、若者と地域のつながりをもっと増やしていける新しい展開も探っていく。

Kakegawa Teens Project

故郷の誇り 遠州横須賀「三社祭礼囃子」を後世に伝えていきたい!

遠州横須賀「三社祭礼囃子」を高校生の手で習い、覚え、伝えようと活動を続ける部活動。平成30年には、これまでの活動が評価され、高校部活動の郷土芸能分野で初めて静岡県文化奨励賞を受賞した。年間90回もの舞台公演や各地区の季節行事、施設での慰問を行い、県無形文化財第一号の「三社祭礼囃子」を披露している。


横須賀高等学校 郷土芸能部

掛川市が進めるシティプロモーション

市外在住者に新たに住んでもらいたい、今住んでいる市民に住み続けてもらいたい、さらに掛川市を応援してもらう人を増やしたいという願いのもと、掛川の魅力を市内外に発信することで、移住・定住の促進と郷土への誇りと愛着心の醸成を図っています。

掛川市は、ブランドメッセージである「あなたの夢、描いたつづきは掛川で。」にあるように「夢が実現できるまち」を目指します。

掛川市シティプロモーションサイト「掛川物語」