特集

渡部修市長に聞く

いいじゃん!磐田

(2020年4月2日号掲載)

合併15周年。磐田市が目指す思い、本年度の取り組みについて。

渡部修磐田市長にSBSラジオ「磐田情報局」キャスター井川絵美が本音でインタビューする第4弾。合併15周年を迎えた思いや、幸福度の高いまちづくりへの取り組みについて聞きました。

磐田市長渡部 修 わたなべ おさむ

昭和26年生まれ、磐田市在住。平成21年に磐田市長に就任、現在3期目

SBSラジオ「磐田情報局」キャスター井川絵美 いがわ えみ

浜松市在住、二児の母。夫はJリーグジュビロ磐田のDF・藤田義明

磐田市合併15周年喜びと検証の年に

井川
合併15周年、おめでとうございます。改めて合併の思いと、この1年の取り組みなどをお聞かせください。
渡部
磐田市は平成17年4月1日に5市町村が合併し、今年15周年を迎えます。磐田市としては次の20年に向かってしっかり検証する年でありたいと思っています。今、防潮堤の工事をしていますが、いろいろな問題をクリアし、一日も早い完成に向かって頑張っていきたいと思います。また、市民のみなさんに合併のメリットを伝えていくことも課題のひとつですね。
井川
2020年度の当初予算案も発表されました。
渡部
子育て支援や教育、福祉の充実など進めてまいります。格差社会と言われていますけれど、意識の格差というのもあります。イベントなども含め大小に関わらず、できるだけ多くの人に、ささやかでも琴線にふれるようなものを提供したいですね。

初の小中一体校へ 地域ぐるみで教育・子育てをサポート

井川
ながふじ学府一体校の建設工事も進んでいますね。いよいよ、小中一貫教育が本格化しますが、本年度の具体的な取り組みをお聞かせください。
渡部
平成25年度から小中一貫教育を段階的に導入してきました。磐田市には10の学府があり、それぞれの地域性・環境を活かした小中一貫教育を進めています。ながふじ学府は、「新時代の新たな学校づくり」のモデル校として、施設一体型の整備が進められ、令和3年4月の開校を目指しています。
井川
小中一貫教育の良さというのはどういったところですか?
渡部
小中の先生方はそれぞれ子どもたちのことを考え、一生懸命やっていただいているわけですが、小中一貫教育になることで、さらに9年間の子どもの発達を考えたカリキュラムを持つことができるんです。小中の教員の連携ができ、中学校の先生は中学に上がってきた生徒が、小学生の時にどんな子どもだったのか知ることができますし、意識せざるを得なくなります。
井川
私も小学生の子どもがいるので、中学入学でまた一からのスタートというよりは、「この子はこういう性格です」というのを、中学の先生に知ってもらえると安心だなと思いますね。
渡部
私が議員の頃から小中一貫教育を提唱してきたのは、先生たちに常に情熱をもって取り組んでもらいたいという気持ちが強くあったからです。また、少子化ですから、親御さん以外に子どもたちに真剣に関わってもらえる機会をどうやってつくったらいいのかを考えた時、一貫教育や一体校で、地域に開かれた学校づくりが必要だったわけです。人は人によって成長します。子どもたちにとって一人でも多くの人と関わることが大事だと思っています。
井川
新たな子育て支援センターもできるんですか?
渡部
子育て支援センター空白地がまだありますので、今年度は東部地区へ新たに整備します。いろんなことに悩んでいる親御さんをサポートして、孤独にならないように地域ぐるみで守っていきたいですね。
井川
子育て中は不安や心配が多いので気軽に相談できる場所があると心強いですね。
渡部
私自身が挫折や苦しいことを経験しているので、生きた言葉で声を掛けてもらったり、サポートがあったりというのは本当にありがたいんですよね。例え挫折してもチャレンジできる環境づくりや、困っている人にとっての防波堤になるような施設を目指しています。
井川
市長は教育の話になるととても熱くなるんですよね。

心が豊かになるまちづくりを推進

渡部
3月にJR磐田駅から袋井駅の間に御厨駅(みくりやえき)が開業しました。いろんな課題がありましたが、区画整理をはじめ、10年かけてようやくこぎつけることができました。
井川
ヤマハスタジアムの最寄駅になるんですよね。
渡部
はい。観戦のお客さんが歩いてくれるだけでまちの活性化につながるんじゃないでしょうか。歩道もキレイに整備して街灯もLEDにしましたから、県内外のお客さんに多く利用していただきたいですね。
井川
(仮称)磐田市文化会館の建設も進んでいます。
渡部
令和4年に完成する予定です。東海一のゆとりある座席が自慢ポイントです(笑)。文化会館に限らず、市民のみなさんが自分のまちに誇りや自信を持つにはある一定の事業が必要です。ハード事業はひとつの手段であって、市民のみなさんが日々の生活中で、「磐田っていいじゃん」と感じてくれることが大切だと思っています。
井川
市民の幸福感を得られる施設づくりなんですね。
渡部
ハードを造っても、人間の営みに幸せ感が薄ければ、それはいい市とは言えませんよね。ある地方で認知症高齢者の事故の損害賠償が問題になりましたが、賠償責任保険に磐田市が保険契約者となり加入する制度を導入しました。対象者は一部かもしれませんが、誰もがなり得る病気であり事故でもあります。何かあった時も生活しやすい市であること、そして対象にはならない人も気持ちがほっこりすることを基本に取り組み、これからも暮らす人が豊かになるようなまちづくりを続けていきます。

(敬称略)

ながふじ学府一体校(イメージ図)
御厨(みくりや)駅
(仮称)磐田市文化会館(イメージ図)

見てね! 聞いてね!情報館情報

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お天気コーナーで磐田の魅力「磐田っていいな♪」を映像で紹介しています。(朝7:30ごろ~※10分程度の前後あり)

SBSラジオ「上田朋子のGoing MyWest」内9:00~12:35

磐田まちめぐりスクーピーのコーナーでは、ラジオ中継車スクーピーが磐田市内のあちらこちらを突撃取材しています。(朝10:15ごろ~)

磐田情報局のコーナーは、磐田市情報館(ららぽーと磐田内)から生放送。多彩なゲストを招いて、磐田の旬の話題や魅力をお届けしています。(朝11:30ごろ~)

磐田市情報館からのお知らせ磐田市情報館はこの夏リニューアルオープン!(6月下旬予定)

  • リニューアルオープンに伴い6月上旬より工事のため休館いたします。
  • 各種チケットの取り扱い(チケットぴあ)は6月1日から30日まで休止いたします。
  • 詳しい日程などは磐田市のホームページなどで 随時お知らせいたします。