特集

「感動」を「創造」する。
VR・AR体験型アミューズメント施設X-CUBE

(2020年9月3日号掲載)

浜松の街中で、最先端の遊びを体験しよう!

VR(仮想現実)やAR(拡張現実)が体験できる県内初のデジタルエンターテインメント施設が、浜松の中心市街地にオープン。どんな遊び方や楽しみ方ができるのか、アサヒハウス工業株式会社 事業担当者の次廣昌幸さんに伺いました。(収録/8月4日)

1.浜松の街中を元気にしたい

浜松中心街に「VR」「AR」「映像」をテーマにした体験型アミューズメント施設が、7月30日にオープン。まずはなぜこのような時代に先駆けた施設をオープンしたのか、次廣さんにたずねると、「浜松の街を活性化したいという、そのひと言に尽きますね。当社では以前から浜松の中心市街地を何とか活性化しようと、駅前開発を行ったり、マンションを分譲したり、さまざまな事業を展開してきました。そうした経験から、中心街を元気にするには若い人が来ないことには始まらない。そのためには街中に若い世代が面白い!と魅力を感じる"何か"が必要だと思ったのです」。

"何か"とはなんだろう?「もはやモノを所有することではないな」と考えた次廣さん。現に、人々の消費行動はモノを購入して楽しむ「モノ消費」からコト(=体験)を重視した「コト消費」へとシフトしている。若者を街に呼ぶためのコトといえば、「やはり、みんなでパーティーのようにワイワイ楽しく遊べるエンタメ(エンターテインメント=娯楽)ではないか」。そう考え、若者が好むVRやARなどのテクノロジーを活用したデジタルエンタメ施設を企画するに至ったという。

2.浜松発のカルチャーを作りたい

「施設名の『エクスキューブ』とは、エクスペリエンス(体験)とキューブ(空間)が語源になっていて、"体験する空間"を意味しています」。施設内に用意されたアトラクション(コンテンツ)は、基本的に「体を動かして体験するもの」や「知育に役立つもの」「五感に訴えかけるもの」がそろっているそうだ。

例えば、「HADO PvP」はエナジーボールとバリアを駆使して対戦するドッジボールのようなARスポーツ。思い切り体を動かし、手からエナジーボールを放つ爽快感は感動ものだ。また、自分で塗り絵の車に色を塗り、スキャンすると、その車が立体となって画面の中に登場し、レースが楽しめる「デジタルぬりえサーキット」、地元の浜名湖をはじめ、東京や世界の絶景の上空をサイクリングしながら空中散歩できる「VRサイクリング」など、若者を中心に、小さな子どもから大人まで楽しめる最先端のアトラクションがいろいろ。子どもたちが大好きな「ふわふわ」や、作品と一緒に写真を撮ることで完成する「トリックアート」など無料で遊べるものも用意されている。

施設の利用の仕方は簡単。まずは自分が遊びたいアトラクションを決めて、入口正面の受付カウンターで予約をする。受付やカフェの前にあるモニターを見て確認し、自分の順番が来たら、受付で会計をしてコインを受け取る。アトラクションの担当スタッフにコインを渡したら、いよいよプレイ開始、というスタイルだ。

3.未体験の遊びがいっぱい

街中という立地条件を生かして、仕事帰りに軽く運動する感覚で利用するのもいいし、食事やショッピングのついでに気軽に立ち寄るのも、週末にファミリーで遊びに行くのもいい。「VRやARを体験してみたかったという人も、VRって何?という人も、ぜひ一度足を運んでみてほしいです」と呼び掛ける次廣さん。新型コロナウイルスが収束したら、「『HADO』を使って、地元の企業や大学、自治体同士のチーム対抗戦を開催したり、大学生が制作した作品展示や、IT企業や製造業などの新製品展示を行ったりすることも検討しています」と、施設を活用したさまざまな展開を計画中だという。

また、「皆さんからのリクエストがあれば、それをどんどん取り入れていきたい」と語ります。例えば、施設内のプロジェクターを使って、企業や自治体のPR動画や、自主制作した映画を流したい。カフェスペースを利用して、IT関連の講座やイベントを開きたいなど、「自由な発想で、ここを生かして楽しんでもらえたらうれしいですね。皆さんと一緒に、"浜松発のカルチャー"を作っていきたいと思っています」。

施設内は、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保はもろちん、アルコール消毒液の用意、入口での検温、さらに、空気清浄機を各所に設置し、出入口を開放して換気を行うほか、混雑時には入場制限をするなどの新型コロナウイルス対策が実施されている。

■お問い合わせXCUBE(エクスキューブ)

浜松市中区鍛冶町1-2 かじ町プラザ3階 TEL.053-488-7666 営業時間/10:00~21:00
定休日/年中無休 料金(1ゲーム)/会員 500円・ゲスト 600円