袋井市にある「可睡ゆりの園」は、東海地方随一といわれるユリの絶景スポット。園内の見どころや写真映えするポイントをご紹介します。

毎年ユリの花が見頃を迎える時期のみ限定開園する「可睡ゆりの園」。今年の開園期間は5月29日(土)から7月4日(日)までの全37日間です。3万坪という広大な敷地に、約150品種、200万輪ものユリが期間中、次々と咲き誇ります。
最初に見頃を迎えるのは、発色がきれいなスカシユリ系です。中期にはスカシユリ系と香りの良いオリエンタル系が一緒になって咲き乱れ、後半は「カサブランカ」を代表とする華やかな大輪のオリエンタル系が花を咲かせていきます。
発色の良い花を観賞したいなら前半、ユリの香りを楽しみたいなら後半と、品種の見頃に合わせて出かけるのもおすすめです。
次々に現われる絶景に驚き!(鈴木ひより)

可睡ゆりの園の魅力は、なんといっても3万坪もの広さを持つ圧倒的なスケール感です!
正面入口から園内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが意外ですが趣きを感じさせる"大きな池"。園内は日本庭園様式の池を周遊するように散策路が整備されているので、のんびり歩きながらユリの花や庭の風情を楽しむことができます。
園内に入って右手方向に歩くと最初に出合うユリは、池沿いに咲くユリたちです。でも、これはほんのプロローグに過ぎません。さらに散策路を進んでいくと、そこに見えてくるのは起伏に富んだ斜面一面に咲きそろう美しいユリの花、花、花。思わず息をのむ絶景!ただただ圧倒されるばかりです。
花の色の組み合わせにぜひご注目を!!
皆さんはユリの花といえば、どんな「色」を思い浮かべますか? 私は「白」のイメージしかなかったのですが、可睡ゆりの園には、白・黄色・ピンク・オレンジ・赤の5色のユリの花が見られます。
しかも園内は、黄色のエリア、白のエリア、オレンジのエリアと、花の色ごとにエリアが分かれていたり、5色が帯のように美しく並んでいるエリアや5色が入り混じって咲き競うひときわ華やかなエリアもあり、見どころ満載です。
さらに目を引くのは、同じ色の花でも、品種によって微妙に色合いが違うこと!例えば、黄色の花のエリアには、同じ黄色でも濃い黄色から薄い黄色まで、さまざまな品種で構成されているため、いっそう奥深い味わいが楽しめます。
どこを撮ってもインスタ映えしそう!(鈴木優実)
ユリの写真を撮るなら、斜面の下からはもちろん、上から見下ろすように写すのもおすすめです。また、木漏れ日を生かしながら撮影するのもステキですね!お気に入りのユリをアップにしたり、アジサイとユリをコラボさせたり、"映える"ポイントはたくさんあるので、自分流のおしゃれな写真や工夫を凝らしたユニークな写真がいろいろ撮れそうです。
私もフォトコンに応募しようかな!?
「これぞ!」という写真が撮れたら、さっそく「可睡ゆりの園フォトコンテスト」や「インスタグラムフォトコンテスト」にご応募を。
ちなみに、「わぁ、きれい!」「すごーい!!」と感動した瞬間の風景をそのまま素直にパチリと撮影するのが入賞の秘策とのこと。ぜひ参考にして、皆さんも気軽にチャレンジしてみてください。
そのほか園内には、「アジサイの花」のエリアをはじめ、「滝」が間近に眺められる橋や、そば・うどんと一緒に「ユリの根の天ぷら」が味わえる食事処、くつろぎ感あふれる休憩スペース、ユリの直売所などが設けられています。






可睡ゆりの園 フォトコンテスト作品募集中
大賞賞金30万円など合計121名に賞が贈られます
- テーマ/園内の花・園内風景・スナップ写真・可睡ゆりの園をPRするのにふさわしい作品
- 期間/開園中(7月4日まで)
- 応募サイズ/カラー4切プリント、カラーA4プリント
- 応募枚数/一人5点まで
- 注意/データを加工した作品は無効となります
- 応募締切/2021年7月31日(土)必着
- 送り先/〒436-0025 掛川市下俣1172-1 可睡ゆりの園 掛川事務所
可睡ゆりの園
袋井市久能2990-1 0538-43-4736
開園期間/7月4日(日)まで
開園時間/9:00~17:00
料金/大人(高校生以上)1100円/小・中学生400円/幼児無料【駐車場500円】
