金は天下の回りもの 税金白書
確定申告の季節到来。ところで、私たちが納めている税金はどのように使われているのかご存じですか。今号は実際に税金投入されている地域事業を紹介。あなたが納めたお金、アレになりましたよ。
(2012年1月26日号掲載)
頑張って稼いだお金の中から納める税金。ここでは行政の面白い工夫や節税の取り組みなどを紹介します。わが町の様子を知っておこう!
(取材協力/浜松市、磐田市、湖西市、掛川市、袋井市)
理想の生活のための資金
市は住民が豊かで健康に暮らすための仕事をしています。その費用として私たちが出し合っているのが税金です。市民税や固定資産税、軽自動車税などとして納めたお金は選挙で決めた私たちの代表が議会で使い道を決めています。
なお各市は現在、平成24年度の予算を決めている最中。3月下旬には予算が議決される予定です。
浜松
「資産経営の取り組み」が
全国最優秀賞に☆
浜松市は保有資産のデータ整備や総量縮減などと効果的な資産経営を進めています。その努力が認められ、2007年以降5年間の改革内容に対し、経済界や大学関係者で構成する日本ファシリティマネジメント推進協会の第6回全国コンクールで最優秀賞を受賞!他の自治体に影響を与えることが期待されています。
旧雄踏町役場を外国人学習支援センターとして活用。今年度は22カ国約3500人が多文化共生社会の実現を目指して利用しています。
約900億で福祉を充実
平成23年度歳出予算の3割を占めるのが約900億円の民生費。このお金は子育て、障がい者・高齢者福祉の充実や生活保護などに使われています。例えば、約3億9800万円の予算で認証保育所の施設整備を補助したり、約1億3200万円の予算で認証保育所の利用に対して補助したりするなど、待機児童解消の具体的対策を実施。
このほか市制100周年記念事業に約7億5300万円の予算を立てて地域全体の活性化を図っています。
市民のアイデアで市制100周年を祝う100夢プロジェクト。その一つ、佐鳴湖公園にしだれ桜を植える「100年夢ざくら事業」は2月18日午前9時に、であい橋南約200mの遊歩道で開催します。飛び入り参加歓迎!小雨決行。(問)富塚地区自治会連合会 TEL053-472-5801
民間の活動を応援
民間の活動が公共の利益になると認めた場合、市は補助金を出して応援。例えば社会福祉法人等の施設整備にかかる費用を補助したり、中心市街地の活性化のために商店や活性化団体を支援したりしています。
浜松まちなかにぎわい協議会は今年度、ハママツブランドフードフェス(地域力向上事業)や、はままつ冬フェスin machi(浜松市商店街魅力アップ支援事業)など6つの企画をプロデュース。中心市街地に1万5000人以上を集め、活性化に一役買いました。
湖西
市制40周年を市民協働で
湖西市は1月1日で市制40周年!5月に開催予定の式典など、今年さまざまな記念事業を実施します。「コスト意識を持って創意工夫を凝らすこと」を方針の一つに掲げ、一過性のものではなく将来にわたって継続する取り組みを計画中。現在、市民や地域との連携を深める市民協働事業を募集中です。対象は市または教育委員会が後援する事業、市の補助金を受けている団体が実施する事業、市内を拠点とする団体か企業が実施する事業。PRは市が担当します。詳細は企画政策課へ TEL053-576-4541
磐田
商品券で約2200万円の経済循環
磐田市は2010年度まで現金で支給していた敬老祝金や、家具の転倒防止対策や原動機付自転車・電動アシスト自転車購入などにかかる補助金を、2年前から地域の商店で使える「磐田は~とふる商品券」で支給しています。支給された商品券は地元で消費され、経済活性化につながっているのです。2011年12月末時点での発券金額は約4540万円、そのうち約2200万円が実際に使われています。
袋井
県内初の浸水センサー設置
袋井市は河川の防災対策として過去に豪雨による洪水被害が発生した地域へ県内初の浸水センサーを3か所設置。サイレンやパトライトで避難情報を伝達します。また水位計も4か所設置しリアルタイムで情報を管理するなど、双方で約3100万円をかけて市民の安全を守ります。
掛川
約700万円減縮のテスト中
掛川市は3月中旬まで和田岡地区と曽我地区で平日に「デマンド型乗合タクシー」の社会実験を行っています。市の補助金で運行する定時定路線バスの中で利用者が少ないエリアを対象に予約制乗合タクシーを運行し、コストダウンと効率化を図るもの。運賃や利便性などを加味した上で導入されれば約700万円の経費減縮が見込まれています。















