スポーツ

磐田で盛り上がる新スポーツ

みんなでヘディスしようぜ!

(2017年11月9日号掲載)

ゴムボールを頭で打ち合う新スポーツ「ヘディス」が盛り上がっている。今年8月、東京都で初の全国大会が行われ、県勢の選手2人がそれぞれ優勝・準優勝を果たした。今後、磐田市を中心にますます人気を集めるかも?

ヘディスの初代全国王者となった浜松市の平野さん。現在は世界大会に向けて特訓中。

磐田市で何ともゆかいなスポーツが広まりつつある。その名も「ヘディス」。卓球台を挟んで二人のプレーヤーがゴムボールを打ち合うのだが、使っているのはラケットではなく、なんと"頭"。まるでサッカーのヘディングのように、おでこでボールを叩いて、相手コートに跳ね返す。

2006年にドイツで生まれたこのスポーツは、近年、ヨーロッパを中心にじわじわと人気が高まっている。ルールは卓球とほとんど一緒だが、全身を使ったダイナミックな動きはこの競技ならではの面白さ。ボールをダイレクトに打ち返したり、台に体を乗り上げてダイビングヘッドを決めたりと、観衆を沸かせるアクロバティックなプレーも数多く繰り出される。

昨年7月、県内で初めてとなるヘディスの公式大会が、磐田市・渚の交流館で開催された。磐田といえばJリーグ・ジュビロ磐田のホームタウン。言わずと知れたサッカーの街でありながら、水谷隼や伊藤美誠を輩出した卓球の街でもある。

「ヘディスは、サッカーと卓球、両方の魅力を併せ持っている。何か地域の人たちがみんなで楽しめるスポーツはないかと思っていた時に存在を知り、『これだ』と思ったんです」

そう話すのは、大会を主催した磐田青年会議所の市川武史さん。当日は約80人の市民が参加し、浜松市の平野伸幸さんが1位、磐田市の十川和也さんが2位を獲得した。

全国準優勝を果たした磐田市の十川さん。県勢が全国1・2位を独占した

二人は翌月、東京で行われた全国大会に出場し、決勝でまたもや対戦。「この日のためにサーブを猛特訓した」という平野さんが激戦を制し、初代全国王者に輝いた。平野さんは12月にドイツで開催される世界大会に出場する。

「本場ドイツのスピーディーなプレーに負けないように頑張りたい」と意気込む平野さん。競技の魅力を尋ねると「左右に打ち分けたり、わざと緩い球を返したり、ラリー中に相手と駆け引きするのが面白いですね」という答えが返ってきた。やはり"頭を使う"のがヘディスの醍醐味といえそうだ。

【参加者募集中】第1回ヘディス全日本オープン

11月26日(日)午前10時~3時半、ヤマハ発動機体育館(磐田市)で開催。対象は小学校高学年以上の健康な男女。希望者は下記ウェブサイトから申し込みを。定員80人。11月12日(日)締め切り。 【URL】 headis.jp/news/20171014/ 一般社団法人磐田青年会議所 0538-37-1616