京都の三大祭の一つに数えられる葵祭。
毎年5月15日に行われるこの行事は、平安貴族の衣装を身にまとった人々が行列を作り、京都御所から上賀茂神社まで練り歩く由緒あるお祭りです。日本で最も優雅で古風に富んだ祭と言われ、平安時代までは「祭」といえば、葵祭のことを指していました。
このお祭りに使われるのが、地元の山々に自生する「二葉葵」。御簾や牛車、衣冠など行列のさまざまなところに飾られ、その量は1万枚を超えるといいます。
そんな二葉葵が今、絶滅の危機に瀕しています。近年の環境の変化から、かつては当たり前のようにあった二葉葵の自生地が激減。京都では祭りの伝統を守るため、地元の人々による二葉葵の保護・育成する活動が行われています。
この活動を支援すべく、「葵の会遠州プロジェクト」が発足。この事業は、「葵の御紋」で知られる徳川家と縁深い遠州地域で二葉葵の苗を育て、京都・上賀茂神社に送り届けるプロジェクトです。昨年は一般118口、企業団体65口のご協賛により、約200株の植栽を行うことができました。 (写真は昨年の植栽会の様子)
引き続き、今年も二葉葵の育成活動にご協賛いただける「里親」を募集します。みなさんも里親になって、自然と伝統を愛する心を未来へ伝えていきませんか。
徳川家ゆかりの遠州から、 京都・上賀茂神社へ 二葉葵を届けよう
葵の会遠州プロジェクト協賛者募集中!
〈募集期間〉6月1日(金)まで
〈協賛費〉1口 3,000円 フラワーパーク入園券付き
上記には二葉葵1株分、育成管理、京都への送付等が含まれています。2口以上の申し込みも可能。協賛者は7月にはままつフラワーパークで行われる植栽会にご招待(参加自由)、当日の参加者には上賀茂神社の記念品が贈呈されます。
〈申し込み方法〉
はがき、FAX、メールに次の事項を明記して、下記までお申し込みください。詳細は追ってご連絡いたします。
①郵便番号と住所 ②氏名 ③電話番号 ④FAX番号 ⑤メールアドレス ⑥口数・金額
〈はがき〉
〒432-8033 浜松市中区海老塚1-10-14
(株)SBSコミュニケーションズ 「葵の会遠州プロジェクト」係
〈FAX〉053-458-1107 ※用紙上部に「葵の会遠州 プロジェクト」と記入
〈e-mail〉info@vivere.jp ※件名に「葵の会遠州 プロジェクト」と記入
※いただいた個人情報は、本事業目的以外での使用はいたしません
【問】株式会社SBSコミュニケーションズ ☎053-458-1100(月〜金曜10:00~17:00)
主催/葵の会遠州プロジェクト(葵の会浜松、SBSプロモーション、静岡新聞びぶれ) 協力/葵プロジェクト、はままつフラワーパーク