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動物と一緒にできるスポーツ馬に乗って歩いてみよう

風がさわやかな季節、馬に乗ってさっそうと走れたら、さぞかし気持ちがいいことでしょう。そんなあこがれを抱いている方のために、“乗馬はじめの一歩”を紹介します。(2009年9月24日号掲載)

二つのスタイルを好みで選ぶ

乗馬のスタイルは大きく分けると「ブリティッシュ」と「ウエスタン」の二種類です。古代ギリシャで発達したといわれるブリティッシュ乗馬は、19世紀に入り馬術としての基礎が築かれました。現在はスポーツとして確立、オリンピック競技にも認定されています。一方、ウエスタン乗馬は新大陸におけるカウボーイたちが起源。一日中馬に乗って労働することから、無理がなく人も馬も疲れないことを目的とした自然な動きを求める乗り方になっています。突起が付いた鞍を使うのも特徴です。いずれのスタイルも、まず大切なことは、馬と人との信頼関係となります。

バランスとリズム感が大事

乗馬は命あるものと行う数少ないスポーツ。「運動神経が良くないけど…」と心配する人がいますが、実際に歩いたり走ったりするのは相棒である馬なのです。大切なのはバランス感覚やリズム感。馬の持つ能力が発揮されるよう、コミュニケーションをとりながら気持ちを通わせることも大切です。

このスポーツは普段あまり使わない内転筋(内ももの筋肉)を鍛えることができます。なおかつ、美しい姿勢を保つために腹筋や背筋を使う全身運動にもなります。

いざ体験!
読者・木谷さんがチャレンジ

読者の木谷綾子さんが訪れたのは、ブリティッシュスタイルの乗馬を指導するHAS浜松乗馬クラブ。ヘルメット、ボディープロテクター、ブーツを借りて準備します。洗い場では鞍を付けて準備万端の”ブラウンシュガー“君がお出迎え。指導員の森加依子さんによると馬は左側から乗るのが一般的なので、左側から低い声を掛けながらゆっくり近づくといいそうです。時々頭や体をブルブルするのは虫を追い払うためなので気にせずに。



いよいよ馬場へ。乗る時は手綱とたてがみを左手に持ち、右手を鞍に乗せて背をまたぎます。「たてがみをつかんでも痛くないの?」という木谷さんの質問に、森さんは「馬は首の部分に”痛い“と感じる神経があまりないので、大丈夫ですよ」と説明。馬の背に乗った木谷さんは「高いけど思ったより怖くないです」と笑顔です。手綱はひじを軽く曲げて持ち、背筋を伸ばして頭、尻、かかとがまっすぐになるようにします。

かかとで合図し出発進行。「馬がパカパカと歩くとふわふわした感じが伝わってきて、優しい気持ちになれます。それから、馬が少し振り返って目が合うと気持ちが通じたみたいでうれしい」と木谷さん。慣れたところで少し走ってみると「リズムが横揺れから縦揺れに変わる」と驚いた様子です。



下りるときは鞍の上に体を預け両足をそろえてゆっくりと着地します。体験を終え、木谷さんは「すっかり気持ちが癒やされました」とリラックスした表情を見せていました。

取材協力/HAS浜松乗馬クラブ

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