目指せラガーキッズ子どもラグビー入門
ラグビーは大人のスポーツと思っていませんか。実は子どもたちの間でも活動の輪は広がっています。普及のきっかけの一つが「タグラグビー」。今回はタグラグビーを中心に子どもラグビー入門情報をお届けします。(2009年12月17日号掲載)
鬼ごっこ感覚のタグラグビー

ラグビーは“激しい体のぶつかり合い”というイメージがあり、実際ゲーム中にけがを負う人もいます。一方、そんな危険を伴わずに楽しめるのが「タグラグビー」です。
大きな違いは「直接相手の体に触れてはいけないこと」。例えば攻めてくる相手を止める時もボールを奪い返す時も、タックルするのは禁止されています。代わりに腰に付けたタグと呼ばれるヒラヒラしたテープを取り「タグ!」と叫びながら頭上にかざします。タグを取られた人は前進をやめて味方にボールをパスして、返してもらったタグを付けるまでプレーに参加できません。スポーツが苦手な子も鬼ごっこ感覚で楽しめ、ポジションによっては思わぬトライのチャンスが生まれるのが魅力。小学校の学習指導要領には平成23年度から取り上げられます。
強豪チームに迫る
今シーズンも全国大会へ 磐田市立東部小学校
磐田市立東部小学校の校庭に芝生のコートが誕生したのは2004年9月。同年10月にスタートした「タグラグビー部」は初年度いきなり全国大会で準優勝。その後も全国大会に3度出場し、昨年は5位という輝かしい成績を収め続けています。
部員は5・6年生合わせ110名。大きな声のあいさつと元気の良さが印象的です。6年生は芝生を大事にしようと、毎朝落ち葉を自主的に拾っています。内田雄樹さん(6年)はステップを踏んで、相手をかわすのが得意。「走り込んでパスをもらって飛び込むトライに自信がある」と目を輝かせます。吉田那穂子さん(同)は「トライは好きだけど、自分のパスで仲間がトライを決めてもうれしい」とチームプレーを楽しんでいる様子です。また萩原実冶穂さん(同)が「1本目のタグを取るのが目標」と言うと「それ、大事だよね」と仲間が声をそろえます。
スピード感あふれるプレーで目指すのはもちろん全国制覇。「いつものプレーができれば夢じゃない」と話す部員たちの笑顔は自信にあふれています。
タックル&キック 本格派を目指すなら
本物のラグビーをやってみたいという子どもたちに門戸を開いているのが創立42年を迎えたスポーツ少年団「浜名湖ラグビースクール」です。幼稚園から中学生までの男女80人が、日曜午前9時から正午まで、細江総合グラウンドの芝生広場を元気に駆け回っています。
経験者の指導の下、年齢別に3グループに分かれて練習。幼稚園児も小学生に負けじとガッツを見せます。中村聡志さん(小6)はラグビーの魅力を「蹴る、取る、走る、当たる、トライする…いろいろあるのが面白い」と話します。関千聖さん(小6)は「キックが気持ちいい」とタグラグビーとの違いを強調。大塚滉生さん(小5)は「体が強くなった。人と違うスポーツっていうのも気に入っている」と笑顔です。
女の子も負けてはいません。「タックルが決まるとうれしい」と話すのは岩崎乃野加さん
(小3)。そして金子準さん(小4)は「みんなにボールを回してトライするのがいい」と熱心に練習しています。
経験不問、入団随時。年会費1万2000円。
問い合わせ TEL:053-522-0056(事務局・佐藤彰さん)
やってみたい子集まれ!
浜松市体育協会〈TEL:053-411-8686〉は年4回初心者ラグビー教室を開催しています。これはラグビーボールを使った簡単なゲームやタグラグビーを行うものです。次回は来年2月7日(日)午前9時から正午まで細江総合グラウンドで実施。受講料は1000円。対象は小学生以上で、定員20名(先着順)。希望者は1月30日(土)から電話で浜松アリーナ〈TEL:053-461-1111〉へ申し込みを。なお、3月28日(日)は遠州灘海浜公園球技場で行われます。













