グルメ

鈴木さん家のおやこクッキング

おうちで巣ごもり中にカリッと揚げたてドーナツ

(2020年5月14日号掲載)

小学3年と年長の二人が、思いがけないお休みの退屈しのぎに甘いスイーツを作りたい!と誘ってきました。今回は次男リクエストのまーるいドーナツ。さて、どんな風に仕上がるのでしょうか。

(ライター・鈴木詩乃)

材料を食べないで~!

母の苦手分野のお菓子作りですが、「粉を練って油で揚げればOKでしょ~。包丁も出番がないしササっとできるはず」と楽観ムード。そしてより簡単にできるようにとホットケーキミックスの力を借りて、さらなる簡素化を狙いました。ところが...。

最初にバターとはちみつを準備すると「舐めたくなってきた~!」と兄弟。ホットケーキミックスを取り出すと粉そのものがすでに甘いので、これまた口に入れようとする。粉に牛乳を入れて混ぜる前にカップに入れた牛乳を飲み干し、トッピングに用意したチョコや粉糖を食べ始めるありさま。母の心いざ知らず、楽しそうにやりたい放題した後でやっと作業開始!

生地作りが遅々として...

次男「こうするんだよー!」長男「自分でやれば?」
めん棒をふりまわすなー!

まず、牛乳の入ったボウルにはちみつを入れてよく混ぜ、そこへホットケーキミックスと溶かしバターを加えてさっくりと。このさっくり混ぜるというのがなかなか伝わらず、すでにコネコネした感じに(汗)。兄が一生懸命、混ぜている横で弟は保育園でもらった絵本をパラパラ。実はその本にドーナツの作り方が書いてあり、それを見た彼の希望でドーナツ作りをすることになったのでした。「こうするんだよー!」など監督ばりに口を出す次男に対して長男が「じゃあ自分でやってみれば!」と険悪なムードに。まだ先が長そうね...(苦笑)。ようやく生地らしくなり始め、丸めたり叩いたり粘土遊びが楽しくってしょうがない様子。すっかりご機嫌になった二人ですが、生地を伸ばす前に今度はめん棒で戦いごっこ。いつになったらドーナツが食べられるのでしょう。

型抜きが一番楽しい!

お兄ちゃんのはぺったんこ!ぼくのはなんだか厚いぞ?

やっとのことで生地伸ばし。兄がめん棒で伸ばし過ぎたとぺらぺらな生地をもう一度丸めてやり直し。弟は力が足りず、分厚過ぎてもう一度。均等に伸ばすにはコツがいるので母も下手なりに加勢し、ついに型抜きまで来ました(涙★)。専用の型抜き道具がないので、コップとペットボトルのキャップを使いドーナツ型にくり抜くことに。長男はくり抜いた余り生地を目玉にしてカエルの顔や餃子型ドーナツを、次男は本に載っている通りのオーソドックスなもの、母は切れ端を丸めてちびドーナツにしました。思い思いの形になったドーナツを揚げるのは母と兄、弟は飽きちゃってリタイヤ。最後に溶かしたチョコや粉糖をトッピングしてさらにあま~く。手作り感満載でちょっと不格好だけど揚げたては最高!時間のある今だからこそ、皆さんも子どもとじっくりモノづくりを楽しんでくださいね。

ワンポイント

今回は、はちみつで甘みを付けましたが砂糖でもOK。油の温度は170℃程できつね色になるまで揚げるのが目安です。チョコレートのトッピングはドーナツを完全に冷ましてから。熱いままだとチョコが固まるのに時間がかかるので気を付けてくださいね。