暮らし2022.05.26

継承する、創造する、発展する-磐田市の歴史文化を語り合い、受け継ぐ磐田市民文化会館 「かたりあ」

磐田市民文化会館「かたりあ」について、磐田市長に、SBSラジオ「磐田情報局」の井川絵美さんがお話を伺いました。

磐田市民文化会館 「かたりあ」

一体感と豊かな音響が両立するホール
左右前後の座席間隔が広く、県内屈指のゆとりある空間
[客席数]1階席1,026席、2階席466席、親子席16席、合計1,508席


自分を思いっ切り表現できる場に

井川 新しい磐田市民文化会館「かたりあ」が今年の7月30日にオープンします。私も本日初めて「かたりあ」を拝見しましたが、広くておしゃれで、とてもすてきな施設ですね。 

市長 最新の文化施設ということで、「見やすさ」や「鑑賞のしやすさ」を重視したゆとりある快適な空間になっています。

井川 ホールの座席間隔が広くゆったりとして快適でした。座席自体の座り心地もとてもよかったです。 

市長 広さを確保しながらも、座席数1500をバランスよく上手く配置しているので、全体に大きくなり過ぎず、コンパクトに収めるということを意識した設計になっているんですよ。 

井川 工夫や配慮がいっぱいで、開館がますます楽しみになってきました。ところで市長は、新しい文化会館「かたりあ」にどんなことを期待されますか。 

市長 私が「かたりあ」に期待することは、まずは自分を表現できる場であってほしいということですね。このまちで何かを表現したい人がここで思いっ切り自分を発揮できるような、そんな場になってもらいたいと思います。2つ目は、さまざまな舞台やそこで表現する人たちを見て、違う価値観と出会う場になってほしいということです。「多様性のまちづくり」とか「ダイバーシティ」といわれていますが、自分の価値観と違う価値観に触れる場所って、文化の醸成に絶対に必要だと私は思っているんです。 

井川 私もそう思います。 

市長 自分の物差しだけでなく、「違う人が見たらどう感じるんだろう」「違う人が表現したらどう変わるんだろう」と、自分とは違う価値観というものがそこにきちんとあることを体感できるような場所になってほしいと思いますね。 

井川 本当にそうですね。大事なことだと思います。 

子どもたちの思い出に 残る文化の拠点に

市長 3つ目としては、やはり子どもたちの思い出に残る場所になってほしいということです。私も旧磐田市民文化会館にはいろいろな思い出があります。小学校のときに行ったお笑いのライブが私にとって旧文化会館との初めての出会いでしたが、「わぁ、すごいところに来たな」という今までに見たことのない空間に入った感動や感激が今も鮮明に残っているんです。その後も中学校の合唱コンクールや成人式など、数々のシーンで使うようになったのですが、振り返ると、旧文化会館には特別なときのみに訪れているので、特別な思いを持っているんですね。 

井川 市長にとって特別な思い出が詰まった場所ということですね。 

市長 そうなんです。ですから子どもたちにも、新しい文化会館でいろいろな思い出を作ってほしいなと思います。また、周囲には「磐田市新造形創造館」や「ひと・ほんの庭 にこっと」、「アミューズ豊田」などの文化施設が集まっているので、この地域に来たら、いろいろな文化を体験して、思い出を積み重ねていってもらいたいなと思いますね。 

井川 そうですね。大人だけでなく、子どもたちにもたくさんの文化に触れてほしいです。 

市長 音楽のコンサートやバレエ、ミュージカル、それって日常生活ではなかなか出会えないものですよね。ここに来たらちょっと特別な空間に出会えて、その空間と向き合っている自分に出会えて、今までとは違う自分に出会ってもらえたらいいなと思います。 

支える側としてホールに関わる経験を

井川 「かたりあ」はバイパスを降りてすぐの場所なので、わかりやすいし、子ども連れで行きやすいのもうれしいです。 

市長 そうですね。遠州全体から足を運べる利便性の高い場所にあり、また、文化の起点として発信していきやすい環境でもあるので、広く遠州の皆さんに使っていただきたいと思っています。 

井川 最近、私は趣味でドラムを始めて、まだレパートリーが2曲しかないのですが(笑)、いずれここで披露することもできますか。 

市長 もちろんできますよ。リハーサル室も披露の場として使えますし、創造活動室で練習もできます。「かたりあ 」という愛称のごとく、ここに人が集まって語り合い、交流し、どんどんつながりを広げてもらいたいと思います。表現する人がいて、鑑賞する人がいる。それから、このホールを支える人として、「ホールサポーター」と呼ばれるボランティアスタッフをお願いしているんですよ。

井川 それはいいですね。 

市長 特に若い人たちにホールサポーターとなってもらい、本物に触れ、自分の生きる道を探していってほしいと思っているんです。 

井川 自ら関わることで、文化や芸術はもちろん、「かたりあ」にも愛着が湧きますしね。 

市長 そうなんです。スポーツも「する、観る、支える」といいますが、まさに文化も同様で、する側や観る側だけでなく、支える側として文化や芸術に親しみ、楽しむことができるということをホールサポーターを通して、しっかりアピールしたいと思っています。 

井川 7月30日の開館が本当に待ち遠しいです。本日は「かたりあ」についていろいろお話しいただき、ありがとうございました。 

市長 ありがとうございました。 

 


磐田市民文化会館「かたりあ」

438-0831  静岡県磐田市上新屋678番地1
開館時間/午前9時〜午後9時30分
休館日/毎週月曜(祝日の場合は開館、翌日休)、 年末年始
問い合わせ先/磐田市文化振興課 電話:0538-37-8550   FAX:0538-37-5056