グルメ2022.08.18

全国のプロに愛される味のヒミツを探る 国内最大級のシェア!掛川市にある 茶そばの工場見学へ

浜松市浜北区に本社を置き、掛川市に工場がある池島フーズ。主に乾麺を製造・販売し、主力商品の「茶そば」は、全国のホテルや旅館、料理店、機内食などで使用されています。世界的に抹茶ブームが広がる近年は、海外にも輸出。国内だけでなく世界でも高い評価を得ている「茶そば」のおいしさのヒミツを探るべく、びぶれライターが製造現場を見学してきました。

恵まれた立地環境、徹底した品質管理で麺づくり

池島フーズは1994年、掛川市本郷に工場を新設。敷地面積4万5000平方メートル、山の中腹に位置しています。自然豊かな環境の中で麺をつくりたいという思いからこの地が選ばれました。今回、工場を案内してくれるのは、製造課課長の山本安幸さん。「掛川工場の1日の生産量は7万食です。商品は茶そばだけで約20種類あり、そのほか、日本そば、うどん、きしめん、そうめん、中華麺、パスタなど合計で約70種類。今日は、主力商品である茶そばの製造工程をご案内します」。

製造ラインに入ると早速お茶のいい香りが!工場では品質第一の製品づくりのため、2013年に食品安全マネジメントの国際規格FSSC22000認証を取得。「安全で安心な製品をつくるために衛生管理は特に大事にしています。工場では、全社員で就業時間の8時から8時半までの30分間は清掃にあてて、常に衛生的な環境を保つようにしています。そして、おいしさを左右する品質管理では、麺の色や太さなど、いくつもの検査をクリアして製品となるんですよ」と山本さんは言います。

おいしさ優先の素材選びと長時間熟成へのこだわり

池島フーズは、素材のもつ本来の力を活かした麺づくりをモットーに、原料はコストにこだわらず厳選。小麦粉とそば粉は、消費者のニーズや商品に合ったものを選び、抹茶は静岡産をはじめとした国産品を使用しています。茶そばに使用する抹茶は年間なんと約3万キロ!そして、麺づくりに重要な仕込み水には、本社敷地内の地下90メートルから汲み上げた天竜川水系の伏流水を使用しています。

「弊社の茶そばがプロの料理人に支持されている理由は、“味で心を満たしたい”という思いから生まれた独自の製法にあります。乾麺づくりの工程は、生地を練って伸ばし乾燥させます。池島フーズでは、その工程ごとに生地を休ませ、熟成時間を長くとります。おいしさに重点をおいたこの熟成時間が、味に深みと奥行きを出すのです」。麺を伸ばしカットした後、温度・湿度の違う5つの乾燥室で50時間かけてゆっくりと乾燥。効率やコストではなく、おいしさを優先した丁寧な製法によりうまみが増し、滑らかで喉ごしのいい麺に仕上がります。「抹茶のうまみやカテキンなどの成分をたっぷり含み、香りよくコシのある食べやすい茶そばです。ぜひ一度、私たちのつくった麺を召し上がってください」。

 

見学を終えて

3日間の製造工程のうち、乾燥時間を50時間かけていると聞いて驚きました。池島フーズの乾麺へのこだわり、品質を追求する姿勢に、乾麺の良さを再発見!茶そばをもっと多くの方に知ってもらえるよう、今後は一般向けの見学を考えているそうです。私自身、茶そばには外食のイメージがありましたが、自宅でも気軽に料亭気分が味わえるなんて、なんとぜいたくなことでしょうか。山本さん、本日はありがとうございました。

池島フーズの歴史

1877年創業。精米業からスタートし、小麦粉の製造販売、そうめん、ラーメンの製造販売を経て、1974年に業務用茶そばの製造販売を全国展開。特徴を出すため、お茶の産地静岡を活かした茶そばをメイン商品にする。東京のホテルの著名な料理長が偶然茶そばを手にし、気に入ったことから同業に広がり、ホテル、割烹、機内食などに採用、プロユースとして支持を得る。1994年に掛川工場新設。

茶そばのおいしい食べ方


ざるそばはもちろん、サラダ風のアレンジもGOOD!

お茶会にも使われる高品質の抹茶をふんだんに使用した人気商品の「富士の国 抹茶そば」を特別に試食させていただきました。

スタンダードな「ざる茶そば」は、鮮やかな濃緑色。お茶の爽やかな風味が口に広がり、喉ごしの良さが特長です。これは箸が止まらないおいしさ!見た目も華やかな「茶そばサラダ」は、レタス、パプリカ、キュウリ、エビ、トマトなどを一緒にごまドレッシングとあえるだけでオシャレな前菜風に。野菜との相性もよく、まろやかであっさりとした味わいです。

「富士の国 抹茶そば」には1食あたり410mgのカテキンも含まれているそう。おいしくて、栄養もたっぷりで得した気分!ぜひご家庭で試してみてください。

こちらもチェック!池島フーズ おすすめレシピはこちら

 

【取り扱い店舗のご案内】

富士の国 抹茶そば  180g・麺のみ  345円

遠鉄ストア、静鉄ストア、マックスバリュー、杏林堂にて販売

手折り 銘茶そば  2食入り、1食麺90g、つゆ31g  756円

※2022年9月より831円 池島フーズオンラインショップにて販売

 

本社・掛川工場にて販売
池島フーズ株式会社

【本社】
浜松市浜北区寺島2351
TEL 053-587-1025(代) FAX 053-586-0132
【掛川工場】
掛川市本郷2426-32
TEL 0537-26-4154(代) FAX 0537-26-1122